テーマ:旦那さんについて(2446)
カテゴリ:ひとりごと
したことあるんです、私。
あれはまだ娘が1歳半の時でした。 理由は…今となっては笑い話なんですが、当時はもう本当に切実で。 ま、ダンナ様が全面的に悪い、のは事実。 この話題になると、いまだにダンナ様は 「そうや!おれが悪い!」と変に開き直っていますが。 とにかく、家出です。 でも、 「実家に帰らせていただきますっ!」 じゃあまりにも芸が無さ過ぎ。 ダンナ様が迎えに来て、うちの両親が 「まぁまぁ今日のところは」 なんてなだめて~ていうお決まりのコースでしょ。 そんなこと、私はしません。 両親にも絶対に言うもんか。 で、口の堅い妹の住む京都に行くことにしました。 でももちろん妹宅には行きません。 だってそれもバレバレのコースだし。 で、私はホテルを予約しました。 何でこんなとこでケチるかなぁ~なんて思いながら、 出来るだけ安い所を探す自分が情けなかったんですが、 A型ベビーカーを押していくことを考えて、 駅からすぐの四条河原町のホテルにしました。 しかし、赤ちゃん連れの家出は大変だ。 荷物がハンパじゃない! おむつはもちろん、これが無きゃ寝られない、ってものあるでしょ? この大きな荷物かかえて、そのうえA型ベビーカーを押すのか…。 挫けそうになる気持ちを何とか押さえて、 「しばらく帰りません」 と置き手紙をして、家を後にしました。 確か11月頃だったと思うんです。 京阪特急を降りて四条大橋を渡るときに、 「さむぅ~、もう冬やなぁ~」 と感じたのを覚えています。 結局、ホテルはすごく古くて怖くて、 おまけにフロントの人からはものすごく不審な目で見られたりして すっかり滅入ってしまった私に追い打ちをかけるように、 それまですごく元気だった娘が、その夜中急に熱を出し、 持ってきた薬を飲ませたりして一晩中寝られなくて、 次の朝妹が来てくれた時にはもうヘトヘトでした。 「この子、お姉ちゃんの精神状態、ようわかってるんやね」 妹に言われて、すごく後悔しました。 この子のことで家出したけど、この子には何の罪も無いもんなぁ~…。 ホント、ごめんなさい…。 娘には可哀想な事をしてしまいましたが、 実家にも居ない、というのがダンナ様には相当不安だったらしく、 ところ構わず電話して私の居場所を聞きまくって 知らなくてもいい人にまで私の家出の事実は知れ渡り、 その後みんなから責められまくり、予想以上の効果がありました。 でも、ダンナ様はそれ以降、私の事を 「何するか分からん怖いヤツ」と思っているようで…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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