カテゴリ:ひとりごと
私には、短大時代からの親友がいます。
彼女はものすごく美人で、ゴージャスで、フェロモンのかたまりで、 でも性格は良い、という珍しいやつで、 (だから親友になれたわけだけど) 当然ものすごい数の男達が彼女に言い寄るわけで、 女性が一番チヤホヤされるお年頃にいつも彼女の隣にいた私は どれほど情けない思いをしたことでしょう。 神様は本当に不公平で、 私がカナダに短期留学した次の年、 彼女もオーストラリアにワーキングホリデービザを利用して行ったんですが、 働きだした途端に日本人の上司に見初められ、 何年かお付き合いをした後、結婚することになりました。 私はその時もう結婚していましたが、 理解あるダンナ様のおかげで結婚式に出席するために 一人でオーストラリアに行きました。(イエ~イ!) ウェディングドレス姿の彼女の美しいこと! 現地の人達も絶賛の彼女は、彼と抱き合いながら、 オペラハウスをバックに美しく写真におさまっていました。 出来すぎてる!何もかも! 出来過ぎはこれだけではなく、 彼女とダンナ様はシドニーの閑静な住宅街に ドデカイ家を購入していて、 私も滞在中にその家に泊まったんですが、 そりゃあもう、テレビでよく見る海外の豪邸そのもの! ジャグジーなんて付いちゃったりしてました。 (私も使わせてもらったけど、何だか居心地悪かった…) おまけにおまけに彼女のダンナ様はグリーンカードを持っていて、 これで晴れて彼女もオーストラリアに永住できるわけで、 カナダに行った後でものすごく海外に永住したい!モードの私は 「ええなぁ~、ええなぁ~、私を養子にしてくれへん?」 と本気で頼んでしまいました。笑われましたけど。 そして、現在の彼女。 何年かの結婚生活の後、ダンナ様に愛想を尽かし、離婚して日本に帰ってきたんです。 でも、シドニーの家は彼女名義だし、せっかくグリーンカードもあるんだから、 また何年かしたらシドニーに戻る、と帰国後彼女は言っていました。 そして語学力を活かしてバリバリのキャリアウーマン(死語!)となり、 ものすごく多忙でカッコイイ日々を過ごしていた彼女。 それが…。 2年前の春、なんとうちのダンナ様の友達と互いに一目惚れで即同棲、 グリーンカードはもう要らない(泣!)と、 グリーンカードを維持するために必要な帰国をせず(泣!)、 大工で地元から一歩も出たことない、というようなベタベタの彼と 今とても幸せな生活を送っています。 まぁ、彼女が幸せなら、私はそれで良いんだけどね。(なげやり) あ、そうそう。 今彼女と彼が住んでる所、 海が見える新築高層マンション最上階のひろ~い部屋。 これ、高給取りの彼女が買ったんです。 やっぱり出来過ぎてる! しかし…グリーンカード、もったいないよぉ~!!(号泣) シドニーの家、どうすんねん! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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