テーマ:たわごと(26899)
カテゴリ:ひとりごと
昨日、新しく出来た温泉ランドに行った。
3月から始めた仕事は一日中ずっと立ちっぱなしで、 いくら週に一日だけでも足の疲れが激しく、 歳のせいか、その疲れがいつまでも残ってしまうので 温泉ランドでスッキリとその疲れをとってしまおう、と思って。 こじんまりとした建物の中に色んな種類のお風呂が満載で、 GW最終日ということもあり、風呂場はかなりの混雑。 そんな中、ひとつだけ誰一人入っていないお風呂が。 冷水のお風呂だろう、と思って近付いてみると、 死海の湯 塩分濃度が非常に高いお風呂で、 身体がプカプカ浮きます。 と、若い女の子が水着を着て浮いている写真付きで、説明書きがあった。 私の中の好奇心がウズウズしている。 「浮いてみたい」 でも…どうして誰も入ってないんだろう。 こんなに楽しそうなのに。 説明書きの「注意」の中で、 肌の弱い方、キズのある方はご遠慮下さい。 と書かれているからだろうか。 でも、私は好奇心を抑えることが出来なかった。 そろそろと入ってみる。 両腕を下に付いたまま、まず足を浮かせてみる。 おお~っ、浮く浮く! そして…ゆっくりと腕を風呂の床から離していく…。 浮いてるぅ~っ!! 面白いようにプカプカと浮くのだ。 私はあまりの感動に、大きな声で娘を呼んだ。 「ほらほら!入っといでよ!メチャクチャ楽しいから!」 娘は他人を見るような目で私を見てから、 「私はいいよ」 と言いながら、露天風呂に方にスタスタ行ってしまった。 イイ!これ本当に面白い! しばらくプカプカ浮くことを楽しんだ私は、ふと我に返った。 少し離れた露天風呂の方から、沢山の視線が私に注がれている。 子供の目、大人の目。 みんな笑っている。 そうか…私は説明書きのお姉ちゃんのように、水着を着てないん…だ。 スッポンポンの…丸裸…。 で、天井向いて…プカプカと…。 「さて…っと」 何事も無かったかのようにその風呂を出て、 少しヒリヒリする身体をお湯で流しながら、 「死海の湯」に浸かっていないはずなのに、私の顔は真っ赤っかだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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