テーマ:小学生ママの日記(28707)
カテゴリ:ひとりごと
午前中、友人と電話で話していて、衝撃的なことを聞いた。
その友人が、知り合いのママ友達にお金を貸して、と言われ、貸してしまったこと。 その額が十万円単位だということ。 そして、その返済が最近遅れがちになっていて困っていること。 私はあまりにビックリして、しばらく何も答えられなかった。 だって、私には考えられないことだったから。 まず、ママ友達にお金を借りようと思う事。 そういう人に貸してしまう事。 そして、借りたお金をちゃんと返さない事。 私はとにかく人に気軽にお金を借りる事が信じられない。 なので、もし自分がそれまでどんなに長く付き合ってきた人でも、 「お金貸してくれない?」と言われたら、もちろん即断るし、 その後、表面的には付き合いは続くかもしれないが、 精神的な繋がりはその瞬間スパッと切れる。 私の中の大事な人リストから消去されるのだ。 それくらいお金の貸し借りには神経質だ。 でも…これって、普通じゃないの? 友人にお金を借りた人の事を私も知っているが、 本当にごくごく普通のお母さんで、 逆にしっかりした人というイメージなので、本当に意外だった。 「貸したら…あかんやろ~」 とやっと声を出すと、 友人は困ったようにこう言った。 「だって、同じ町内会で、パパ同士も子供同士も仲良しだし、 あの人、このあたりじゃ主婦のボス的存在だから断れなくて…」 友人の住む町は古くから住んでいる家ばかりで、 お嫁さんも近所から嫁いできた人が多く、 そのせいで他所から嫁に来ると、なかなか馴染めないらしい。 友人もその一人で、結婚したばかりの時は結構つらかったようだ。 そんな時、仲間に入れてくれたのが、その借金を申し込んだママ友達だった。 「旦那さんには内緒にしてね」とそのママ友達は言ったそうだ。 人の弱みにつけ込んで…と私は腹が立ったが、 友人を取り巻く環境を思えば、仕方が無い事なのかもしれない。 でも、私が友人なら、断ったと思う。 学生の頃、人にお金を借り、それをコロッと忘れてしまう同級生がいた。 百円や千円単位なので、みんなあまり気にしてなかったようだ。 私も何度か貸したことがあるのだが、一度も返してもらえなかった。 「返して」と言えば、返してもらえたかもしれなかったのだが、 私はどうしてもそれを言えなかった。 言う事にものすごくストレスを感じるのだ。 そんなストレスを感じさせるその同級生が嫌で仕方がなかった。 その感覚が、きっと私は普通よりもキツイんだと思う。 お金を失って、その上こんな思いをするくらいなら、 いくらケチだと思われようと、一切貸さないようにしようと心に誓った。 友人は、返してもらえない、という今の状況に、ホトホト困り果てていた。 金額も金額だし。 あなたなら、どうします? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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