テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:カナダ
ちびっ子一人旅(泣)を終え、
「よく頑張ったわね~」とでも言いたげな 日本人スチュワーデスさんの笑顔に見送られながら サンフランシスコ国際空港に降り立った私は、 久しぶりの両親との再会にワクワクしながら、入国審査へと進んだ。 私の乗った飛行機の乗客が少なかったのか、それとも私がのろかったのか、 入国審査には誰も並んでいないし、私の後ろにも誰もいなかった。 審査官はウィル・スミス似の若い男性で、 私が近付いていくと、ニコニコしながら待ってくれていた。 何度か海外に行った今なら分かるが、 入国審査の人って、日本ではもちろん海外でも大抵愛想の悪い、 仏頂面した人が多いので、 きっとその彼はものすごく変わった入国審査官なんだろうけれど、 その時の私は入国審査を受けるのがまだ二度目だったので、 「あ~、さすが自由の国アメリカ!何でも大らかなのね」 と思っていた。 でも、お決まりの質問が続いた後、 「Do you have a boyfriend?」 (彼氏いる?) 「Yes」と流れで答えてしまってすぐ、私は、 「えっ?」と言った。 こんな事聞くはずが無い、と気付いたからだ。 ウィル・スミスは笑いながらウィンクした。 私もニコッと笑って、とっとと通り過ぎたが、 アメリカってこういう国なんだ~、と変な誤解をしてしまった。 後でこの話を海外経験のある友人何人かに話したが、 「え~っ!ウソばっかり~!またまた見栄はって~!」 とみんな信じてくれなかった。 が!この場を借りて言わせていただきます! これは真実です! 見栄なんてはっていません!(必死) …ということで、無事にサンフランシスコに到着した私は、 両親の飛行機が到着するまで、出口でそのまま待つことにした。 朝が早かったので睡魔が私を襲い、何度も何度も気を失いそうになりながら、 出口を遠くから眺めていた。 その時、どこかから日本人らしき男性がやってきて、 出口のすぐ側で何やら画用紙のようなものを出してきた。 で、よく見ると、その紙には両親が今回利用したツアー会社の名前と、 懐かしい両親の名前が日本語で書かれてあった。 彼が現地添乗員か。 私はゆっくりと近付いていった。 (まだ空港ですが…続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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