ナウマン象の化石に触ってきました。

はじめに、どの部分の化石を担当するかをくじ引きで決めるんですが、
こういう時にはくじ運の良いうちの娘、
すごく立派な牙を引きました。





うわぁ～っ！クリーニングしがいがあるな～！これ。

ナウマン象の歴史や、この化石がどこで発見されたかなどの説明の後、
早速作業に取り掛かります。

クリーニングとは、化石についた砂や泥などの汚れを
色んな道具を使って取り除く作業の事なんですが、
今回は、家から持っていった竹串でカリカリと汚れを取り、
ハケでそれをはらう、という事の繰り返しです。

イヤ、それが楽しいのなんのって！
だって、本物の化石なんだもん、張り切っちゃいますって！

こびりついた汚れが取れるときに目に入らないように、
ゴーグル代わりの眼鏡をかけた娘も真剣そのものです。





時間はあっという間に過ぎてゆき、クリーニングも終了。
資料館の方の話だと、今回のように、
本物の化石でクリーニング体験させてもらえる機会、というのは、
日本全国的に見ても初めてのことだろう、とおっしゃってました。
今回は文部科学省の援助があって実現したことなので、
この先も続けていけるかどうか分からない、との事でした。

今回参加できて、本当に良かったと思います。

娘は、帰りの車の中で、
「化石を発見して、それを今日みたいにクリーニングして、
色々な事を調べるお仕事がしたいなぁ～」
と、嬉しそうに話していました。

そういう夢が、娘にとっての宝物。
そんな宝物を、沢山沢山持っていてほしいな、と願う母です。