カテゴリ:ひとりごと
昨日、短大時代の友人3人とランチしました。
このメンバーで集まるのは約9ヶ月ぶり。 その9ヶ月の間に、それぞれに色々と変化が起こっていました。 まずM。 彼女は以前日記にも書いた、あのゴージャスな友人です。 相変わらずのゴージャスぶりで、 今回のボーナスで、ついに車を買ったそうです。 ちなみに、彼女はほとんど車を使いません。 平日は夜遅くまでお仕事。土日は彼女所有のゴージャスなマンションで 彼氏とゆったりと過ごしているそうで、 じゃ、いつ使うの?と聞くと、 「スノボに行く時ね」だそうです。なるほど。 彼女の変化は9ヶ月前よりもさらにパワーアップしてる、っていう事かな(笑) 次にU。 3ヶ月ほど前からジャズダンスを習っているそうです。 学生時代もそうでしたが、飽き性で何でもあまり長続きしない彼女が、 ジャズダンスにはハマったらしく、今回大阪ミナミに出てきたついでに チャコットでダンスシューズを買うんだ、と嬉しそうでした。 そしてS。 彼女の旦那さんはギャンブル好きで、 結婚前から金銭的に色々と問題のある人でした。 仕事も長続きせず、サラ金に手を出しては彼女にお金を借りるような人でした。 私達は結婚を勧めませんでしたが、彼女は周りの反対を押し切って結婚しました。 案の定、旦那さんのギャンブル好きは治らず、内緒でサラ金に手を出し、 最後は彼女の実家も巻き混んで後始末をしてもらっていました。 子供も二人でき、もういい加減真面目に働いてほしい、 といつも彼女は溜め息交じりに話していました。 でも、会う度に驚かされるのは、 そんなに苦労させられても、彼女は旦那さんの事をとてもとても愛していて、 その気持ちは結婚前からちっとも変わっていないんです。 そして、可哀想なくらい尽くす。 そんな彼女を見ていると、苦労話をどんなに聞かされても、 実は彼女はすごく幸せなんじゃないか、と思ってしまうのです。 そこまで愛せる人に出会えた、という事で。 だから、彼女の不幸話は半分笑いながら聞けてたんです、前回までは。 それが、この9ヶ月の間に、彼女に大きな変化が起こりました。 離婚したんです、旦那さんと。 とはいえ、行く当ての無い彼を放っておけなくて、いまだに一緒に住んでいます。 子供もいるし、夫婦でなくなっても子供たちの父親であることは変わらないので。 ただ、彼女の気持ちは以前とは違います。 もう以前のように、彼女の旦那さんを語る言葉に愛情は感じられません。 彼女のためにも、子供たちのためにも、もちろん別れたほうが良いと思います。 だから今回、みんな口々に「良かったね」と言い合いました。 でも、なんだか少し寂しいような気がしてしまった私は、 彼女の友達として失格かもしれません。 どんなに苦労させられても、旦那さんの事を好きで好きでたまらない、 という話をしていた時の彼女の方が、 今の肩の荷を下ろした彼女よりも、すごく良い顔をしていたように感じます。 幸せって、何なんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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