テーマ:愛・地球博(446)
カテゴリ:ひとりごと
今さらで申し訳ないんですが、
パビリオンの中身は現地に行ってからのお楽しみ、と思っていた人には ものすごくネタバレな日記でご迷惑をおかけしたんじゃないでしょうか…。 と今日初めて気が付いた私をお許し下さい。 遅くなりましたが、 パビリオンの中身は自分の目で初めて確かめたい!という方は、 ご遠慮下さいませ。 さてさて、 日立館の興奮がさめやらぬまま、 私達親子は、トヨタ館までの時間潰しに、 アジアの国々のパビリオンがあるグローバル・コモン1へ。 なぜか列が出来ているサウジアラビア館を避けて、隣りのイエメン館に入ると、 そこは館内全部がイエメンの民芸品売り場となっていました。 民芸品と言っても、ほとんどすべてがネックレスや指輪などの装飾品ばかり。 「ハイ、イラッシャイ、イラッシャイ」 彫りの深い顔立ちのお兄さんが呼び込みしています。 イエメン、館か…? ま、いいや、涼しいだけでも大助かり! その後、カタール、イラン、インド、ネパールと待ち時間無しで入る事ができ、 行った事の無い、これからも多分行く事の無い国々のことを、 こういう機会に勉強しようと思いながら、3人共丁寧に見て回りました。 意外だったのは、娘が本当に楽しそうに外国パビリオンを回っていたことです。 小さな説明文でも一つも漏らさず読んでいき、 分からない字があると、その都度私達に聞いていました。 各パビリオンには必ず民族衣装を身に着けた、 その国の方がいらっしゃったので、 そういう人達に会えるというのも楽しみの一つだったようです。 そうこうしているうちにトヨタ館の予約時間が近づいてきました。 結局ギリギリの時間にトヨタ館に行くと、もうすでに予約した人々で一杯です。 円形のステージを取り囲んで座ってショーを観る、と聞いていたので、 こりゃあ座席はかなり後ろになるな、と覚悟していたんですが、 円形の建物の周りに入口がいくつもあって、 その入口ごとに前から順番に決まった人数だけ待たされるので、 私達は後ろの方に並んでいたにもかかわらず、 たまたま入口のドアのすぐ前になりました。 そして、そのままドアが開き、座席に降りていくと、なんと前から2番目! 一番前はすぐ目の前にバーがあって見えにくいので、 前から2番目が一番良い席だと思います。良かった! そして、ショーが始まりました。 ロボット楽団の登場です! ロボット君達、本当に楽器を演奏しています。 トランペットは特に難しい、と父に聞いたことがあります。 そのトランペットで、本当にきれいな音を出しているのがロボット。 「吹く」という行為を彼らがしていること自体、大きな驚きでした。 ロボット君達の演奏に合わせて、観客みんなで歌を歌うんですが、 娘はもちろん、私もパパも大きな声で歌って楽しみました。 前半はそんな風に楽しく盛り上がり、そして後半です。 一転して幻想的なイメージのショーの始まりです。 ステージから大きな地球がせり上がってきたかと思うと、 天井からは白い布をまとった人間がヒモにぶら下がったままで アクロバットのようにクルクルと回転しながら降りてきます。 みんな上を見ながら口を開けたまま。すごく綺麗でした。 その後、地球はまた地面に吸い込まれ、 何人かのダンサーが出てきて未来の乗り物「i-unit」と一緒に踊り始め、 「人、地球、モビリティが共生する明るく豊かな未来社会」 (パンフレットより) を表現してくれます。 「i-unit」あれ良いなぁ~。 未来の社会は、一人に1台「i-unit」なんて感じになるのかな~。 娘も「乗りたい!」を連発していました。 とにかく、てんこ盛りのショーでした。 大体一つのパビリオンで15分とか20分の所要時間だろう、 と思っていたんですが、 トヨタ館は何と40分間!それも価値ある40分で、 必死に並んだ甲斐がありました。 う~ん、こりゃすごいぞ愛知万博。 ジワジワと実感が湧いてくる私達親子でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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