気がつくと前回の更新から、半年も経っていました。
私は、週末の実家通いは必ず続けていて
ハナとのお散歩、ときどき遠足と、楽しく過ごしていましたが
自宅へ帰れば多忙と睡眠不足で何事にも面倒で不規則な日々。
壊れたデジカメの電池も替えようとせず
ブログの更新はおろかお友達ブログへの訪問もすっかりご無沙汰で

そんなバチが当たったんでしょう。

ハナは副腎皮質機能亢進症（クッシング症候群）と診断されました。

4/6の日曜に、月一度のシャンプーをした時には
自分からバスルームに入って来てくれたことを喜んでいたくらい
まるで元気だったのに
その3日後に突然、食欲が落ちて大好きなごはんに見向きもせず
お散歩にも行きたがらず、水をとんでもないくらい飲むようになって
4/11の金曜の晩に行ったときには、
グッタリとしてときどき荒い息をするハナに
すっかり様変わりしていました。

翌朝、先生のところへ行きました。
まず、熱があって食欲が落ちたのはその所為のようでした。
次に血液検査をしたら
白血球が正常値の4倍もあり、コレステロール値も高い
腎臓や肝臓の病気、腫瘍ということも考えられる、と
先生もびっくりするくらいの異常値がボロボロ出てきました。
とりあえず解熱の注射を打ってもらい夕方もう1回来て下さいと言われました。
夕方、薬が効いたのか久々にフードを平らげたハナを連れて再びお医者さまへ。
熱は下がっていて容態は少し良くなったと言ってもらえましたが
月曜に再び血液検査することになり、
それから尿検査するための用具をもらってきました。

でも私がハナと一緒にお医者に行けたのはここまで。
ここから先は、母から聞いたお話です。

尿検査で解ったことは、オシッコがまるで薄いこと。
これじゃのどが渇いて仕方ないに違いない、と先生。
副腎が悪いかもしれない、という疑いが出てきました。
副腎が悪いと一生薬の世話になる上に、そう長くは生きられないらしい。
断定するためのさらに詳しい検査を木曜にすることになったと
これくらいしか母からの情報はありません。
突っ込んでもよくわからないと言う返事が来るばかりです。

以前足にできた腫瘍を切除したとき
悪性か良性かの病理検査結果を待つまでの間と同じ
不安に襲われる日が続きました。
なんで世の中にはこんなにワンコが出てくるCMが多いんだろうと
softbankのTVCMを恨めしく思い
ハナの夢を見ては泣きながら目覚め
風呂で湯船に浸かりながら声を上げて泣き
友達と約束していた食事を断り、只管正式な病名を待ちました。

そして4/18（金）、ようやく『クッシング症候群』と下されたのです。


投薬が開始されました。
まずは10日間様子を見て、再度今後の治療方針を決めることになるのだそうです。
今週末、ハナはいつもと変わらない元気そうな様子となり
食欲も水の量も以前とほぼ同じくらいになりました。
ともすると、このまま病気が消えてくれるのではないかと
錯覚してしまいそうです。

そんなはずはないのにね。

でもまだ解らないことだらけです。
これからいろいろと勉強しなくちゃなりません。

だから、これからこのブログはハナのクッシング闘病記になります。
楽しいお話を期待して読みに来てくださった方には
本当に申し訳なく、この先辛いことも増えてゆくかと思いますので
お気に入りからそっと外していただければ　と思います。

もしお付き合いいただける奇特な方がいらっしゃいましたら
クッシングについてなんでも結構ですのでお教えください。
いいことばかりでなく、良くないことでも全然構いません。
この病気については、できる限り正しいことを知りたいのです。

おかしなことですが、病名を聞いて私は少し安心しました。
『クッシング症候群』は不治の病です。
余命もうまくいって2～3年。全然良い結果ではありません。
治療費もそれはそれは掛かります。
けれども少しだけホッとした。
一つは、なんだか解らなかった病名が判明したこと。
そして一つは、を書き始めて上手く考えがまとまらなかったので
それについては、また今度。ということで

きょうはここらで止めときます。おやすみなさい。