テーマ:心のままに独り言(8823)
カテゴリ:家族
母の夢を見ました。
亡くなって6ヶ月。 今までも何度か母の夢は見ましたが、出てくるのは何故か、痴呆が始まった頃の母か、私が子供の頃の突き放すような厳しい母。 夢の中で私はいつも、不安や怒りや恨みがましさやもどかしさで心がざわざわと逆立つようでした。 あまりの重苦しさに、目覚めて母が亡くなったことを思い出すとほっとしたほどでした。 今日初めて、おしゃべりしてはげらげらと笑いあった頃の母の夢を見ました。 何を話したのかは分かりませんが楽しく幸せな気分で、私は母の家から帰ろうとします。 玄関でふと、私が帰ってしまって一人で大丈夫かな、と思ってそう尋ねます。 母はニコニコと 「 やーね、大丈夫に決まってるでしょう 」 と言って私を送り出します。 そんな夢。 目が覚めて、母が亡くなったことを思い出し、寂しいと感じました。 母がいないことを実感したのはこの半年でたった二度目です。 一度目は父がホームへ移って本当にからっぽになった家を片付けに行った最初の日。 葬儀でも納骨でも実感できなかった母の死をあの日初めて感じました。 そして今日、二度目。 母の良い時の夢を見、母の不在を悲しむことができたのは、やっと母の死を受け入れ、それに対峙して乗り越えるだけの準備ができたということかな、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2013 06:47:56 PM
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