建物が建たない
景気の影響か季節的なものか、はたまた大きな時代の流れか、当地では本当に新築物件の着工が少ない。建設経済研究所の調べによると、建設投資額は1990年には84兆円あったものが2008年の見通しは45兆円弱まで落ち込む見込みだそうだ。だが、維持補修費は2010年には24兆円強と予測しているとのこと。改修工事の比率が新築工事を上回る、いや既に上回っているかも、との見解を示している。今後、政府の「200年住宅構想」により一層改修工事が多くなるとのことだ。確かに当社でも改修工事の割合は増す一方だ(新築物件は減る一方だが)。ほとんど改修専門と名乗ってもいいかも知れない。おそらく、このような時代背景から他分野からの参入も多くなると思われる。当然競争も激しくなるのだろうが、ある意味で歓迎だ。なぜなら業界が活性化し、技術・サービスレベルが上がることになる(できなきゃ淘汰される)。業界としての社会的な立場の向上も図れるだろう。良い人材の確保も容易になるかもしれない。ということは、尚いっそう楽しく仕事が出来るようになるということだ。社会的に強く必要とされ、貢献して、感謝され、こういった好循環を実現したい。そのために、技術の習得とサービスマインドの向上を常に図っていかなくては。そんなことを考えていた1日でした。ではでは・・・。