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今回は「王祿(おうろく)」、原酒で島根のお酒。
これは究極の普通酒と言える出来栄えなのです。(今は純米と名乗れるらしい) 日本酒は精米割合が高い方が一般には品質がよくなると言われており、吟醸酒では60%以下、大吟醸では50%以下と定められています。 ところがこのお酒は、何と精米割合80%で造られていて、従来の常識では、およそ良質のお酒を造るには程遠い値です。 これでよいお酒を造るのは大変難しく、王祿でも昨年はほとんどうまく行かなかったそうです。今年は良い出来だったとか。お店の強い勧めで購入しました。 王祿はとても辛口のお酒を造る蔵で、今までにも飲んだことはあったのですが、さすがに辛口が好きな自分でも、辛口すぎて少しそっけないと感じた事もあります。 ところが今回のお酒は違っています。 辛口ではありますが、甘みも含んでいて程よいバランス、香りもよくキラキラした液体という感じがしました。これは割り水をしないで原酒で17.5%のアルコール度数を実現しているからでもあるのでしょう。 お店の話だと、徐々にこのような方向に向かっているのではないか、という事でしたが、自分の好みのお酒が今後増えてきそうで嬉しいです。 お気に入り度 (^-^) + お酒のデーター 純米原酒 アルコール度17.5%、 日本酒度 +6.8 酸度 1.8 原料米 山田錦 精米歩合80% 王祿酒造有限会社 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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