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テーマ:山登りは楽しい(12260)
カテゴリ:飼い主の旅話
富士登山、7合目。
ちょっときつくなり始めました。 ちょっと、座って一息。 07:41 下界は相変わらずの雲・・・これが晴れたら、どんな感じなのかな~ けど、ここは雨も降らず、風もなくいいお天気。 08:55 8合目到着! ここでようやく母に追いつく。 携帯で何度も呼んではいたが、通じず。 電波バリ3なんだけど、通話となると通じない・・・・ けど、メールは届く・・・ おかしなものだ。 頂上に着いたら頂上風景を動画に撮って、そのままブログにアップしようと 考えていたけど、出来そうにないかな・・・ 母は話もそこそこ落ち着きのない人で、気も短いのでさっさと一人でまた 登り始めてしまった。 ま、いいか。 頂上で逢えれば・・・ そうそう。 富士のトイレは、合目ごとの山小屋にあるけど一回使用200円です。 お金を入れると、扉が開くもの。 係の人にお金を渡すと誘導してくれるもの。 山小屋によって様々です。 わたしはまだ、トイレは不要だった。 汗がかなり吹き出す状態だったので、水分補給はしていたけど、汗で蒸発して いたのかな? 下からどんどん登って来る人達・・わかりますか? 結構な混雑です(笑) 頂上は・・・まだまだかなぁ~ 少し休むと、心拍数が上がっていたのが落ち着きます。 けれど、5歩でも歩くとまた心拍数があがるのです。 ドキドキドキドキドキドキ・・・ いま、心拍数どれくらいだろう?180くらいだろうか・・・ この状態が続くとどうなるんだろう? 山を登っていると、何だか頭の中が異常に暇です! 「あとちょっと!あとちょっと!あとちょっと!」と、頭の中で唱えながら 少しずつ登って行きます。 いつ、休もうか・・・いや、もう少し頑張ろうか・・・ いま、休もうか・・・いやいや、あと2歩はいけるか? ご来光を見た登山客が下山して来ます。 登る人と、下山する人が交差してゆきます。 山ではすれ違う人に挨拶をします「こんにちは~!」 最初は、元気に返していたものですがここまでくると、挨拶がうっとうしい! 「こんにちは~!」挨拶が来ました 「あ~・・・」 返事が出来ません・・・ 息が苦しくて、挨拶が出来ません! 小学生の5人ほどの固まりと一緒に登ることもありました。 登るのはここまで来るとみんな同じペースです。 お母さんと、小学2年くらいでしょうか?女の子とも一緒でした。 女の子は高山病になっているようで、ちょっと苦しそう・・・ お母さんが、励まし、だましだまし登らせます。 以前に登ったときの、わたしの姿とだぶります・・・ 10:17 9合目到着!! ここには、母がいませんでした。 きっと、9合目ということで負けず嫌いな母は休みもそこそこ出発していたのでしょう。 9合目・・・かなりもう近いような気がして来ました! まだ、高山病にはなっていなかったが、酸素マニアが効いているのか 効いてないのか・・・わからなくなってきました(笑) 10:27 なんだか、鳥居が見えて来ました。 ここから富士の神聖な場所なんでしょうか・・ なんでしょう?蛾ですかね? このあたりから、わたしは変になってきていました(笑) ナチュラルハイです(笑) 苦しいはずなのに、一人鼻歌まじりです・・・ 「ふふふ~~ん♪おーっれたちはいつで~~も♪・・・じ~~~もとじゃ、 まっけしらずぅ~~♪」 なぜか、修二とアキラです(爆) このとき、ちょっと思いました。 ウォークマンでも聞きながら登ったらちょっと、楽しそうかもって。 11:13 なにかみえてきました! ん? 9合5勺! 5勺かよ~~~! く~~~! ここにも母がいない・・・もう、頂上に着いちゃったのかな?? 山小屋ではベンチにみんな、ダランと腰を下ろしぐったりしています。 座ると心拍数も落ち着く私は、しゃべるしゃべる(笑) 母の友達とここまで、付かず離れずやってきたがその人は「もう、絶対に登らない!」 と、つぶやいていた・・・ わたしはというと・・どうかな あれ? 頂上、結構近くない? ここから、わたしはある戦いに挑むこととなってしまったのである。 高山病でもない。 登りのきつさ・・・それもあるが、それでもない。 そう。 この5勺で、行っておけば良かった! トイレだ!!!(爆) あと、どれくらいかかるのだろうか・・・ わたしは、ウンP(爆)との戦いに挑む事となった! 11:59 残雪です。 ここまでこの時期、残っているのは珍しいそうです。触れる場所にありました。 5勺を出たらすぐに母がいました。 かなりバテてしまっているようです。 わたしが追い越してしまいました。 最初に、ペースをあげて行ったからでしょうか? 普通、ここで待ってあげるのが「親子愛」なんでしょうが、山は過酷です(爆) 自分のペースで登ります。 母は3歩登ったら休む。という小刻みな登りかたになっていました。 上から声をかけます。 「トイレ~~!行きたいよ~~!」(爆) 「そこらへんですれば~~~?」 無理です・・・岩場だらけです。見渡せます(爆) 休んで、腰を下ろすと・・・うぅむぅぅう~~~「危ない」 さっさと登っていきたいが、それも無理・・・ さっきまで、暇なわたしの頭の中は「修二とアキラ」でしたが今は 「ウンピ~ウンピ~ウンピ~」に変わっていました・・・(爆) 12:04 まるで、奈落の底から這い上がっている風景ですね。 「あと、15分だよ」 誰かが声をかけます。 山では近くの知らない人がご近所さんです。 あと、15分でトイレか~~~(違う) ここで、後ろから軽快な足音が・・・パタパタパタ~ 誰かが登って来ます 振り返ろうとしたとき、軽快に追い越されました。 大学生でしょうか? 足には・・・ビーチサンダル・・・ ビーチ・・・ え!!!!!! 異常ですな。 あの人はきっと、幻でしょう。 ここまで来たら、まわりが大学生の男の人ばかりになりました。 小学生の5人組、お母さんと女の子・・・見当たりません リタイヤしちゃったかな~? 大学生は何度も登っている風でした 「頂上に着いたらやっぱ!カップラーメンだよな!」 カップラーメン!!! なんとも、美味しそうな響き! 「あそこの山小屋のオヤジ!お湯にもお金とるんだぜ!ボってるよな!」 へぇ~ そうなんだぁ~・・・ トイレが200円だものな・・・ 上まで食料を運ぶのだって大変なんだろうな・・ 12:40 頂上到着です! 40分ですが、それよりも10分以上前に到着していました! 到着記念の写真を撮る前に、 はい トイレへ直行しました!(爆) 感動の頂上=トイレでしたよ!(爆) スッキリしました~! わたしから遅れる事、10分。母も到着しました! お疲れさま~! 鳥居は「浅間神社」です さて、次回は感動の最終回(笑) 「頂上~下山」です。 お楽しみに~~~♪(誰も待ってないって?(>ω<、) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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