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カテゴリ:つれづれ
母方の祖父の調子があまりよくなくて、お年もお年だし、
少し元気のあるうちに会っておいたほうがよいよ、と母に言われて急遽大阪へ。 私の両親はコテコテの大阪出身なのです。 両親が東京に移り住んで25年、母はすっかり東京の人っぽくなったけれど、 父はいまだに大阪弁丸出しで話をします。 おかげで私も大阪弁がちゃんと(?)話せちゃう。 これって結構すごいことらしい。 (ちなみに弟は大阪で生まれたけれど東京で育ったので、関東人が話すへんな関西弁を話します。2個しか違わないのになぁ) 仰々しく「お見舞い」と行くのはやめておこうと思い、 旦那さんのお休みもとれたことだし京都も立ち寄っての一泊二日の旅にしました。 * 久しぶりの新幹線! 前職でも出張がまったくなかった私、新幹線とか飛行機と聞くとすっかり旅行気分なのです。 特に新幹線が大好き。 多分ホームが好きなんだろうなー。 大きな荷物を抱えた人が沢山電車を待っている様子、 (コストパフォーマンスの悪い)駅弁を選ぶときの様子、 そういう風景が 「あぁ、これから旅だわよー!」 という思いをかきたてるような気がするのです。 (もちろん楽しい思いで電車を待っている人ばかりではないのだけれど) そんな大好きな新幹線!なのですが、 旦那さんは出張だらけな人なわけで、当然車内でも仕事…。 私もプレゼンが控えていたり、書類のチェックが膨大にあったり、で 結局景色を楽しむよりも仕事を片付けるモードに入っていました。 まぁ、こんなものよね、うんうん。 * 久しぶりの大阪は、電車がすいていてびっくり。 中心部から1駅2駅でもがらがら。 東京だったら中目黒とかのイメージでしょー?ありえない。。。 やっぱり人口の流動化が進んでいるのだね、と旦那さんと話したりして。 あーでもおばあちゃんのおうちがあるのは商店街の中なので、 ここよりももーっと過疎化?が進んでいるのよー。 旦那さんは仕事で商店街の活性化やら地域の活性化やらに取り組んでいるそうなのですが(あまり詳しくは知らないけど笑)、 実際に商店街の裏側を見るのは初めての様子。 おばあちゃんやおじちゃん(お母さんの弟でタイミングあわせてきてくれました!)も、 かなり食いつきのいい旦那さんにいろいろ話をしてくれました。 アーケードがついた商店街はすごいんだ、とか、 しかもそのアーケードはおじいちゃんが会長だったときにつけたんだ、とか。 あとは以前は沢山いた子供がすっかり減ってしまって、 1500人いた小学校の生徒が今は500人にも満たないんだ、とか。 一番気になったのはやっぱり高齢化。 うちの両親の実家は共に去年今年で商売をやめました。 私が小さい頃から遊びまわっていたお店が改装されて住宅仕様になっているうことに若干の違和感。 仕方がないことだけれど、何かが引っかかる。 これでいいのかなぁ。 正直東京で育った私にとって商店街が身近なものであったとはいえないけれど、 おばあちゃんのおうちに行くたびにご近所さんから 「あら、お孫さん~?おおきなって~~~」といわれたり、 「ちょっとおすそ分け。おばあちゃんにわたしとき!」といわれたり、 そういうコミュニケーションが商店街にあったことは確かで、 それがなくなりつつあることは「よいことではない」ような気がする。 ただ、当事者の中に 「まぁ仕方ない」「救いようがないし」 という意識があるような気もするし。 そうすると誰が何のために何をすればいいのか、がわからなくなる。 うーん、この問題、ちょっと奥が深そうです。 * おじいちゃんはすっかり細くなっていて、ちょっと悲しくなりました。 大好きなおじいちゃん。元気になってほしいなぁ。 ひ孫の顔を見せられるのはちょっと先だろうけど、それまでなんとか頑張ってほしいなぁ…。 どうやら私が来ることに張り切ってしまったみたいで、 頑張ってご飯を食べたら食べ過ぎて具合が悪くなってしまったとか。 張り切ってくれたことが嬉しくて(具合が悪くなったことは嬉しくないけど)、 また来月、少し暖かくなったら顔を見せに行こうと思います。 おじいちゃんが頑張っているんだから、私も頑張らなくちゃー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.15 10:31:51
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