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テーマ:カフェ話。(1936)
カテゴリ:cafe
カフェが気になる…と思い始めたのはキモノ・ブームの到来と同じ時期。
レトロなものに心引かれる時期って誰にでもあると思うのですが、 私の中では2年くらい前にやってきたように思います。 もちろんそれまでも「カフェっておしゃれ!」と思っていたし、 普通のファーストフードよりはカフェだわよーと思っていたわけだけど、 「ここのカフェに行きたいのさ!」と強く思って訪れることはあまりなかった気がします。 それがアンティークのキモノと出会って、レトロモダンな雰囲気が気になって気になって、 その象徴的な存在であるカフェにもはまりだしたのでした。 (とはいえ、まだまだカフェ初心者。有名なところしか知らないもの…) で。 そのレトロモダンなカフェといえばここでしょう!とずっと私があこがれていたのが京都の四条木屋町にある「ソワレ」。 昭和23年創業。 あぁ、お父さんよりも年上なのだなぁ。なんて。 そういえば、京都の大学に通っていた母に「ソワレに行きたい」と話したら、 「よく大学時代、友達と一緒に授業さぼって行ってたわぁ」と…。 なるほど、母の時代からカフェの使い方はかわらないのだね。 母が懐かしそうな目をしたのが印象的で、ますます行ってみたい熱が高まる。 立ち並ぶビル、歓楽街の派手派手しい広告たちの間に、ひっそりとたたずむお店。 ひとつだけ背が低くって、今にも押しつぶされそうなのに、でもやっぱり存在感があるのです。 憧れのソワレ、なんだかドキドキしてしまって、木の扉を旦那さんに開けてもらいました。 薄暗い店内、ブルーの照明とステンドガラスの七色のランプがなんとも神秘的な世界を創りだしていて、旦那さんもびっくり。 そうなのよ、これが夢にまで見た(?)ソワレのブルーなのだよっ! …と1人テンションが高くなったものの、1階はちょっと薄暗すぎるように感じて2階へ。 木製の欄干に小さなテーブルと椅子、東郷青児氏の絵画。 きっと好き嫌いがあるであろう、この雰囲気。 こじんまりと設置された家具やランプに、 「この独特の「美意識」が何年も、何十年も受け継がれてきたのだなぁ」 と一気にノスタルジックな気分になる。 私がお願いしたのはミルクゼリー。 少し甘く味付けされたミルクの中に、ピンク、ブルー、イエロー、バイオレット・・・色々な色のゼリーが。 スプーンですくうたびに光が当たってキラキラきれい! このキラキラしたゼリーがまた乙女ゴコロをくすぐるのです♪ 旦那さまはコーヒーを。 これも素敵なカップ&ソーサーに入れられていました。 こんなに群青なソーサーって見たことがない! お土産にいただいて帰りたくなる衝動を抑えるのに必死…! ちょっと残念だったのはすぐ後ろに座ったカップルが二人ともヘビースモーカーだったこと。 カフェで禁煙、なのはきっとお客様を逃してしまうのだろうけれど、 嫌煙家なわたしたちにとっては邪魔もの以外の何者でもなく。。。 せっかくのソワレでしたが30分ほどで失礼しました。 せめて分煙にしてくれればいいんだけどなぁ。 でもでも、やっぱり憧れソワレに行けたことはすごーくHAPPYでした。 まだまだ京都には憧れカフェが沢山あるので、 次回は違うところにチャレンジしてみようと思います! ---------------------------- ★ソワレ 住所:京都市下京区西木屋町通四条上ル TEL:075-221-0351 営業時間:火~土12:00~22:30 日11:00~22:30 定休日:月(祝日の場合、翌日) ---------------------------- #前回の京都で行ったのはソワレの近くのミューズ。 こちらも母上の思い出の喫茶店だとか。何をしていたのやら(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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