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カテゴリ:つれづれ
少し前から体調を悪くしていた母方のおじいちゃんがなくなって、大阪に戻っていました。
もう高齢だから、順番だから、と頭でわかってはいても、さすがにきつい。 父方のおじいちゃんがなくなったのは幼稚園だか小学校だか、とにかく小さくて、 人の「死」というものがよくわからなかったし、残っている記憶だって断片的。 今回はすっかりオトナになっているわけで、 さすがに小さい頃とは違ってすべてが自分の心に響いてしまって、 長く可愛がってもらった分の思い出とかが走馬灯のように頭をぐるぐる。 初孫で唯一の女の子だから、多分その可愛がりようは男孫の比にならなかったんじゃないかな。 そんなことを思うと「あぁ結婚してよかった、花嫁姿、(写真だけど)見せてあげられてよかった」って思ったりして、余計に涙がとまらなくなった。 おばあちゃんがおじいちゃんに話しかける様子を見てはわんわん泣いて、 もう絶対ぶさいくな顔だっただろうなー。 そして50年以上も一緒にいたおばあちゃんの一言一言は愛に満ちていて深くって、 あぁ、私たちもあんなふうに一緒に生きていけたらいいなぁ、と旦那さんを見て思ったのでした。 自宅で息を引き取ったようで、最後の最後は本当に幸せそうな笑顔だったってきいて安心した。 大往生だったね、おじいちゃん。 おばあちゃんとおばちゃん(おじいちゃんの妹)が寂しそうだったのが気になる。 これからもちょこちょこ大阪へ遊びに行ってあげないとなぁ。 * * * それにしても、お葬式ってすごいのね。 全く初めて、という人が何人も。 「あら~大きくなって!」といわれた人も何人も。 冠婚葬祭の威力を思い知ったなぁ。 旦那さんも忙しいなか一緒にきてくれたのだけれど、 泣いて笑ってよく食べる(精進料理ね)私をみて、また「面白い」と思ったらしい。 …確かに客観的に見ると相当面白いよね、変わり身が早くて。 でもいいのよーおじいちゃんはきっとそんな私を見て笑っているはずだから。 * * * 初ひ孫の顔を見せてあげられなかったのが心残りだけど、 おじいちゃんの分まで幸せにならないとな~と思ったのでした。 外は雨が降っていたけれど、感謝で少しあったかい気持ちになった一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.27 12:24:10
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