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かりゆき日記

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2013.03.11
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カテゴリ:カテゴリなし
今日の午後はとある町役場で打ち合わせをしていたのだけど
午後2時46分、庁内放送と町の防災放送で
黙祷のアナウンスがあって
町中に鳴り響くサイレンを聞きながら
役場の職員の方々と1分間、黙祷をした。

ここ数日のテレビはずっと東日本大震災とか原発や除染の問題とか
ガレキの問題やいまだに避難している方々の番組とかをやっていて
なんとなく見ていたりもしていたのだけど。

栄村も含め、あの震災から2年という年月が経ったけど
自分自身は、それによってなにか影響があって
人生が何か変わったとかそういうことはなくて、
しいて言えば、
栄村の公共事業の仕事がちょびっとあって関わったなとか
省エネに関する商品を扱ったり仕事でそういう話をすることが増えたな、とかで、
正直、被災地の今の現状とかそういうものからは
敷居をひとつふたつまたいだその向こうに自分はいるな、という思いもある。

ま、そうは言っても、かりゆき0.5%に従って
ときどき今でも見かける募金箱にお金を入れたりしているものの
それは何か、免罪符を得るためのような気持ちだったりもしたり。

東北を思えば、
もちろん、
少しずつ前進している部分はもちろんあるのだろうけど
しかしながら
今日車のラジオで流れていたニュースや番組を聞いても
避難している人たちの今後の生活が見えなかったりとか
崩壊してしまっている自治体組織があったりとか
福島のあの地域に人々は本当に戻れるのかとか
爆発させてしまった原発の原子炉はどうなっているのかとか
それをすべて終息させる手順、方法を誰がきちんと説明できるのかとか
どんなに除染したって残ってしまう放射性物質はどれだけ今後子供たちに影響するのかとか
原発を稼働しないで、地球温暖化も加速させないで、外国からの資源に頼りきらないで、
日本の暮らしや経済活動を安定して支える電力を今後どうやって確保していくのかとか

答えを出す材料さえ、きちんと揃っていない問題は山ほどあるのが現状で
それは、為政者が交代してなんだか明るい兆しが見えかかっている今の日本において
むしろ
そういう問題たちは
人々の気持ちから、置き去りにされないだろうか。

そんなことをぼんやり思いながら夜の高速を帰ってきた。

震災があった2年前の夏は、実は青森市には行っていて
乗り換えの関係で仙台市内にも一泊したのだけど
もうちょっとだけ、時間を割いて、もう一歩踏み出して、
東北の現状を、そのときは、自らの目で見ようともしなかった自分を
ちょっと、今は悔いていたりもする。

遠くない日に、一度、どんな形であれ
今の東北をこの目で見に行こう、
それで何か、自分なりに、見えてくるものがあるのかもしれない。






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最終更新日  2013.03.12 00:29:41
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