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カテゴリ:神戸
昨日は家族で三宮に出かけた。娘がカバンを購入したいらしく私の小遣いより多額なお年玉の一部を使ってお気に入りの物を買いたいそうだ。 その前に私は最近、話題のマックグリドルが食べたくて朝マックを提案した。これには快く応じてくれた家族だったが到着後、その快さは一変した。 初めての味・・・ 微妙すぎて言葉が出ない・・・ それから三宮に向かい10時過ぎだった為、お店はどこも開いていない。そこで私は自分の趣味を兼ねて提案した。 「ジュンク堂書店で時間を潰そう!」 これには渋々、応じてくれた。なぜなら書店に行くと私は長いのである。 ジュンク堂は大型書店で座って読めるのが素晴らしい!昔のように立ち読みしていたらおばさんが来てはたきでパタパタする光景がないので素晴らしい! 早速、司法試験コーナーに向かい、むさぼり読む。それは山口厚 刑法だった。所謂、青本って奴だ。面白いというか分かり易い。初学者向けに書いてくれたこの著作、私には本当にいい。 読んでいると時間はすぐに経過していくが30分過ぎたあたりでクラクラしてきた。 ヤバイと思い、直ちに止めて座っていたら横に妻と娘が居た。気がつかんかった。 催促されるまま買い物に付き合った。久しぶりの人ごみはうんざりするほどで文句を我慢する作戦にでた私はひたすら付き合った。これも帰宅前にこの青本を購入する為だ。 元町まで行き目星を付けた彼女らは占いをしようと言い出す。えー!と言う間もなく占い館を指定された私は向かった。 一杯である・・・ 若い女性ばかりで並んでいる・・・ おっさんは一人も居ない・・・ かけらもない・・・ 仕方なく高架下の手相占いに向かい歩いていると目星を付けていた娘はいきなり立ち止まりカバンを購入検討しだした。 余程、気に入ったのか値段を見て財布を開けだした。こんな時は知らん振りを決め込むことにしている私はひたすら別方向を向いていた。結局、購入した娘は喜び勇んで手相占いに向かった。 ¥1000とリーズナブルは手相占いは娘が先陣を切った。 当たっている・・・ 次に妻が行った。 当たっていない・・・ 最後に私が行った。 当たっている様な微妙なまるでグリドルみたいな微妙さだ・・・ 仕事は何が向いていますか?の問いに答えてくれた占い師さんは言った。 「もうちょっと若ければ漫才師かなぁ」 「はぁ?」 「歳が若くないから喋る職業がいいねー」 「例えば?」 「弁護士とか政治家とかいいんじゃね?」 軽いノリで言われたが悪い気はしなかった。 御代を支払い高架下を感想を述べながら歩いていた私達は休憩の為、ジュンク堂下のコーヒーショップで一息入れた。これも作戦である・・・ 私は妻に言った。 「職業を得るために必要な物がある」 「何?」 「就職情報と知識」 「ふーん」←カフェラテで精一杯の妻だった。 娘はカバンで一杯だし、ここはタイミングだーっと思いおもむろに席を立った私は階上の司法試験コーナーに急いだ。妻も娘も置いてけぼりである。 一気に青本を手にした私は会計ブースに滑り込んだ。 「¥3000です」 「・・・」 早く帰って読みたい衝動に駆られていたがそこはアフターをきっちりしないと二度と購入してくれないだろうと思った私は散策に再び付き合った。 そこから南京街に向かい食べ歩きをしドンキホーテに行き妻の口紅選択に付き合いイカ松くんを購入させられ更にセンタプラザの散策に行き最後はスイーツに向かった。 そこはケーニヒスクローネだった。物凄い並んでいる。席を確保するまでに30分かかり購入するのも並んで10分。まるでラッコがはじめて来た須磨水族館みたいだった。 早速、食してみるとこれがおいしい!!ちょっとパサついてる感じもしたが物凄く美味しい。満足してくれた彼女達を乗せ帰宅の途についているとなんだかカラオケの話題になってきた。まずい・・・ 案の定、カラオケボックスに連行させられ受付に(私は避難路を確認していた)居た妻が私に言った。 「20時までのフリータイムにしたから」 「・・・」 こうなったら歌ったもん勝ちである。 3時間以上、居たが私は恐らく2時間は歌ったであろう。 〆はDJ OZMAを振りつきでやってやった。 疲れ果てた一家は帰宅し静かに夕食を採り入浴した。 お待たせ!山口先生って感じで読み始めたがあえなくダウン・・・ きつい家族サービスデーだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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