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2015.04.02
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カテゴリ:犬猫の病気

お薬は、体を楽にするもの、体の不調を軽減するものであってほしいのですが

そこに伴う副作用は人間だけでなく、動物にも影響が及んでいるのはいわずもがなで。

今朝のご相談でもステロイドは糖尿に気をつけなければいけないという

お返事をしたばかり・・・。

さて、そんな今日2日の朝のニュースで

日本老年医学会は一日、高齢者が使った場合に副作用が多く、

使用中止を考慮すべきだとする約五十種類の薬を示したリストを公表しました。

平成17年に作成された指針「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」の改定案に盛り込まれ

指針の見直しは初めてで、24日まで一般から意見を募るようです。

 

産経ニュースより

http://www.sankei.com/life/news/150401/lif1504010039-n1.html

高齢者の使用中止を考慮する薬について、2005年の指針では

「特に慎重な投与を要する薬物のリスト」としていたのですが、

改定案では「ストップ」と明確な表現に変更したようです。

ストップリストには、認知症の患者に投与すると脳血管障害などの可能性を

高めるとして「抗精神病薬全般」と掲載。

睡眠薬や一部の胃薬も認知機能の低下を招くとした。

リストは、代替薬や、適切な使用量、使用期間なども示している。

 

改定案作成グループの代表を務めた秋下雅弘・東京大教授は

「リストは数千の文献から集めた確度の高い情報を基に作った」と話す。

一方で「患者の判断で薬の使用を中止すると急激に病状が悪化して命に関わることがある。

まず医師や薬剤師に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

 

自己判断での投薬中止は犬猫さんも同じです。ご注意ください。

 

◆下記は2005年の【高齢者に対して特に慎重な投与を要する薬物のリスト】です。

http://www.jpn-geriat-soc.or.jp/proposal/pdf/drug_list.pdf

 

 

imagekarmobana2.gif  http://www.karmo.net/

 






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最終更新日  2015.04.02 11:10:48
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