かるびくっぱの満月旅行記7-出発~到着-
何しろ脳細胞の劣化が著しいので、早いとこ旅の記録をまとめねばと思うものの、日々の些事に取り紛れていると、なかなか難しいものでして;でも、はじめなければ始まらない(当たり前だ)。ので、そろそろ・ゆるゆる・のろのろとおっ始めてまいります。何とぞ、よろしうお頼み申しますです。***なお、今回旅立つにあたり、ちょうど良い機会でもあったので携帯電話をiPhoneに機種変更したのでしたが、これが想像以上に便利でぴっくりでした。あちらでのメールチェックはもちろん、カメラ、一行日記、出納帳、レート変換、旅のインドネシア語メモ、懐中電灯、鏡、そしてつぶやきと八面六臂の大活躍で、筆記用具は出入国書類記入のとき位しか使わなかったほどでした。・・・ま、あれこれ使うとその分、充電切れるの早いのが玉に瑕なんですがね;***という訳で、2012年6月19日、出発の前日。大型の台風4号が関東圏を通過し、どえらい暴風雨が吹き荒れる中(・・・飛行機、飛ばないかも・・・?)という不安を胸に、まだパッケージし終わらないスーツケースと格闘していた我々でした。4時半には起きなきゃなのに、就寝は1時半・・・;;既に前途多難です。でも、遠足の前(爆)って不思議と早起きできるもんで、二度寝することもなくしっかり目覚めましたよ。偉い!(自画自賛)さて、今回は自宅から車で15分ほどの駅前から出ている、成田行きシャトルバスで空港へ向かいます。運行本数が少ないのが少々ネックではあるけど、コンビニでパンでも買っておけば車内で軽い朝食も取れるし、何しろ乗り換えが無いので助かります。今回は終点まで乗ってて良いので、車内で仮眠しちゃってもOKなのさ。ただ、既に雨も風も収まってましたが、途中でぺしゃんこになったビニールハウスとか見かけたので、まだちょっと不安なワタクシでした;;5時過ぎに出発したバスは、ほぼ定刻通り(7:10頃)に成田空港着。でも、航空会社のカウンターが開くまで油断は禁物だし・・・とか思ってたら意外になんの問題もなく希望どおりの席も確保でき、荷物を預けてインドネシアの入国ビザ(25米ドル×2)を支払ってレシートをもらったら、出発まであっさり放免。既に朝食も済ませているし、とりあえず免税店で、向こうで飲むためのバーボンを1本買い込んだらヒマになっちゃった。なので、出発ゲート近くのベンチ(ガラ空き)でぼーっとしてたら、お土産物等々を持った人々の群れが目の前(ガラスの向こうだけど)を通過。・・・ってことは、定刻通り機体が到着したってことだよね?案外やるじゃん、ガルーダ航空。そんな訳で、ガルーダインドネシア航空デンパサール直行 GA880便、無事ほぼ定刻通りに離陸しました。機体安定後に飲み物サービス(しばらくご無沙汰になると思ったのでアサヒスーパードライをチョイス)、さらに機内食が配られます。こんな感じ。和食(メインの魚がイマイチ;)洋食(まあまあいける。)食事のお供にワインも頼んじゃいました。てへぺろ。デンパサールまでの所要時間は約7時間なんですが、機内では各席ごとにモニターが用意されて映画やゲームなど楽しめるので、持参した文庫本は結局出番ナシ。私もかるびも、それぞれ別の映画を2本ずつ鑑賞しました。うーん、個別モニターってステキ。ところで、成田→デンパサール便と、関空→デンパサール便では、ガルーダインドネシア航空のサービスの一環として、機内で入国手続きを済ませることができます。ちゃんと入国審査官が乗ってて、各席を回ってくれるんですね。あとは、空港出るときに機内で審査官からもらった半券と入国ビザのレシートを係員に渡すだけでOK。このサービスは、イイ!(^^)bそんなこんなで、予定時刻よりちょっと早めに(!)デンパサール着。ガルーダ航空は遅延が多いと聞いていたのに・・・;台風も来ていたのに・・・;どうしたガルーダ!偉いぞガルーダ!荷物もスムーズに受け取ることができ、噂のぼったくりポーターが声かけてくるヒマも与えぬうちにその場を撤収する我々であった。バリ島と言えばガルーダ像ですよね。通関後、とりあえずのチップ等々で必要と思って、10,000円を空港で両替したら1,060,000ルピアの札束にジョブチェンジ。うーむ、噂には聞いてたけど、いきなり桁が違ってて、やっぱ感覚狂うわ~;てな訳で、空港を出てすぐお迎えのガイドさんを探しましたが、同じ旅行会社のガイドさんはいるものの、私たちの担当がいない;;;他のガイドさんに確認してもらったら、別のお客さんを案内してからこちらに来ることになっていたらしく、ちょっぴり遅刻してやってきました。担当ガイドの名はリジャヤさん。「すみませーん、飛行機、結構早く到着したんですねー。」・・・現地ガイドさんにも意外な位、今回のフライトは順調だったらしい。まったく、出発前のあの不安はなんだったんだ。ングラライ空港周辺は今、大工事の真っ最中。なんでも、来年APECが開催されるらしく、空港周辺とバイパスを大々的に改良しているのだとか。(なんでも地下トンネルまで造るらしいよ;;)そこここに完成予定図が掲げてあるのだが、これがえらく近代的で全然バリっぽくない!本当に来年までにできあがるのか、他人事ながら不安になるぞ ;;最初に宿泊するウブドへは、ホテルまで約一時間半くらいかかるとのこと。折しも帰宅ラッシュの時間帯だったんで、道路はバイクと車で大混雑です(><)途中で、現地で使う携帯電話を手配(本体だけ海外出張用のをかるびの会社で借りることが出来たので、プリペイドのカードだけ購入)して、あとはホテルへまっしぐらです。ところで、この後も滞在中常に感じる事になるのですが、バリのドライバーさん、ほぼ例外なく、結構飛ばします;信号もあまりなく、道幅自体も狭いのに、がんがん追い越しはかけるし、クラクションもしょっちゅう鳴らす。絶対こちらで車の運転は出来ないだろうと確信します;;;そうこうするうち、20時少し前位にウブドのホテルチャンプアンに到着。テレビや写真で見たよりこぢんまりとしていて、周辺も思ったより賑やかな感じの立地という印象です。荷物を下ろし、ウエルカムドリンクをいただいている間に、チェックイン手続きはリジャヤさんがすっかり済ませてくれて、ここで一旦彼とはお別れです。また4日後にね(^ _ ^)/(ウエルカムドリンク)にごり酒っぽいけどさっぱりしていて微炭酸。見た目も味もややカルピスソーダ風ですが、アルコール入りなのでお子様は飲めませんよ。ご注意。さて、川べりの傾斜に立って居るこのホテル、通路も狭く階段だらけなので、台車やキャリーは使えません。ポーターさんは荷物を「担いで」部屋まで運んでくれます。おっきくて重たいスーツケースを運んでいただくのは大変心苦しゅうございましたので、思わずチップをはずんでしまおうかと思ったのですが、先ほど携帯のカードを購入した為、小銭の持ち合わせが思いのほか少なかったよ;チップ少なくてごめんなさい;;私たちが4日間お世話になるお部屋は、レセプションから一番離れたエリア(・・・ポーターさん、ホントにごめんなさい;;)にあるエアコン付きタイプの部屋。2階建ての建屋に、1F-2部屋、2F-2部屋の4部屋が配されていたけど、滞在中、2階にはゲストがいなかったみたいでした。南京錠を開け、室内へ入ると中は結構広々としていて、良い感じです。シーリングファンがゆるゆるとまわり、近代的ではないけれど、ぬくもり感があって、清潔な感じ。好きなタイプのお部屋です(^^)リクエストしておいた冷蔵庫(基本的には常備してないそうですが、リクエストすれば無料で設置してくれると聞いていたので旅行会社に頼んでおきました)もしっかりとセットされ、ドライヤーも(同上)用意されてました。やったね!これで滞在中、ビールがたっぷり冷やせます(^^)ようやくひとまず落ち着いたので、とりあえず何か食べたいけど、既に21時近く。まだ右も左も分からないので、今日のところは無理をせず、夕食はホテルのレストランで済ませましょう、ということに。さすがにホテル飯なので結構そこそこのお値段でしたが、とりあえず無事到着できたこととこれからの休日を祝ってビンタンビールで乾杯!・・・していたら、ふと、視界の端をかすめたものが。「・・・今、何か走ってかなかった?;;」「うん・・・いたねぇ・・・・・・・ネズミが。」結局、これが最初で最後の彼(?)との遭遇にはなったのですが、クレームをつけるのも面倒だし(それだけの語学力もないし;;)きっと、ここのシェフが客に挨拶に来たんだ、ということにしました;;(ちなみに、頼んだものはしっかり完食しましたよv)なお、ホテルのすぐ斜め前には24時間営業のコンビニがあるので食事後に立ち寄り、ビールとソーダ水を買い込んで部屋へ。(ビバ冷蔵庫!)シャワーを浴びて、ビンタン呑んで、長い一日めがようやく終了です。明日はウブドの街を散策します。