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カテゴリ:子育て
昨日は息子の空手の試合でした。
保育園に通っていた頃、「○○君が僕をイジメルぅ~~」と泣いてばかりの息子をどうにかしたいと5歳の誕生日前から、とある道場に通わせました。 そこで2年と少し、2年前までお世話になったのですが、私が本来願っていた方針との差を感じ、その道場を辞めさせました。 そこの道場を悪くいうつもりはありません。ただ、息子には合わないと判断を下したものです。 そして空手をさせたいというのは、自分のエゴだけだったのでは??そう思いました。 当時の息子は、もう空手はしたくないと頑なになっていました。 何かやりたいスポーツはないのかと聞くと「お習字だけを頑張る」と答えます。 でも、決して空手が嫌いなようには見えませんでした。 また機会があればさせたい、そう思っていました。 1年ほどの時間を経て、近くの違う流派ではありましたが 半ば嫌がる息子を連れ、「嫌だったら行かなくていいから、見るだけ」と言い聞かせ 同級生も多く習っている、お稽古を見に行きました。 するとそこでの息子は、以前とは全く比べようのないくらい 生き生きとした表情で、道場生に混じって一緒に練習をし「ここで空手をしたい」と言ってきました。 決して積極的ではなかったものの、以前のように「行きたくない」と泣くことはなくなりました。 逆に聞くことのなかった「空手が楽しい」と口にするように。 今回はゆっくりと時間をかけて、やる気を出してくれれば。。。 そんな感じで実際には、ダラダラと過ごしてきたと思います。 そんな中「試合に出たい」息子の申し出でした。 「??本気か??」 小学に入ってからは一度も試合に出てなかったので、試合中逃げてしまうのではないかと心配でした。 そして昨日、やや緊張の面持ちの息子。 こちらとしても、リハビリ感覚での参加です。 結果としては、あっけなく敗退。 でも、相手から逃げることなく、向かっていく姿を見て、ほっとするやら嬉しいやら・・・。 少し時間がかかったけど、一皮剥けたなって感じ。 言葉は決して多くないけど、ダラダラの息子を気長に見てくれた先生。そして試合の後に声をかけて下さり、とても感謝の気持ちでいっぱいになりました。 空手をされてる、ひとりのお父さんも「力が強いから、ちゃんと練習させたらいいですよ。」そういって下さって、本当に嬉しかった。 試合後「次の試合も出る」そういう息子。色んな方々に支えられて、少しずつ成長しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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