ウエストエンドのぶどう畑から

風邪を引いてしまいました。この前の誰かさんみたいに、熱を出したまま、仕事しています。これって、けっこう、快感なのですよね、ばっちゃん。身体を動かすことに限界があるので、先日、小布施から届いた栗を煮ています。お昼には栗ごはんをたいて、ランチに出しました。

今年は小布施ワイナリーを２回、訪れましたが、素敵な町並みを目にするだけで、散策する時間はありませんでした。ただし、栗の木が多いのに、驚きました。きっと、美味しいのだろうと思って、いきなり、栗の木に囲まれているお宅に車を入れて、栗とりんごを注文しました。

レストランのオープンと同時に届いた栗が気になっていたので、チーフの邪魔にならないように、ことことと、栗をたいています。外側の皮をはいで、渋皮のまま、何度も湯がき捨てて、筋や黒い部分をきれいにして、砂糖を少しずつ、足しながら、煮ます。最後に薄口のおしょうゆを少し。

厨房の整理をして見つけた手手作りのあんず酒を仕上げに入れてみるつもりです。体力が衰え、気持ちについていけない時は、こんな作業もいいかなと思っています。土曜日の夜です。そろそろ、仕事場に戻りましょうか。