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カテゴリ:ワインをめぐる旅
身近に若い人が多いということは、息切れすることもあるけれど、幸せなことだと常々、感謝しています。今回の旅も、絵描きの娘がいないと実現しなかったのです。NHKの日曜美術館で青森美術館のシャガール展を取り上げていたときに、母娘で「行こうか」なんて、盛り上がりましたが、長崎~東京~青森というのは、外国なみの距離感でした。そして、本当に遠かったですよ。ふふっ。 素晴らしいシャガールの作品の数々は、初めて目にするものばかりで、感激でした。特に、バレエ「アレコ」の背景画の大きさには圧倒され、立ちすくむほどです。珍しいものでは、シャガール自身が手がけた「アレコ」の舞台衣装まである充実した展示数で、「思い切って、良かった」と、初日から、大満足でした。 本日は誕生日ですが、自分自身への贈り物の今回の旅。記念に少し、記録を残そうかと思っています。画像があるのは越後の「大地の芸術祭」しかありませんが、感想など、まとめたいです。どうなることか心配ですが、やってみます。 さて、シャガールに戻ります。今回の作品はアメリカ亡命時代のものが殆どでした。メキシコに、滞在した影響があるとかで、強烈な色彩の作品が目にとまりました。「印刷ではシャガールの色は出ない」と娘から聞いておりましたが、その通り。普段、よくあるリトグラフは優しい感じの作品が多いのだけど、目の前のシャガールは大胆かつ繊細。堪能いたしましたわ。
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