職場は木曜日が定休日なので、ボジョレ・ヌーヴォーのパーティは昨日から始まりました。ワインレッスンの生徒さんにボジョレの造り方を説明していると、娘が「ちょっと、いいですか」と声をかけたとき、すでにいやな予感がしたのですが、勘が的中。彼女の祖母が亡くなったという知らせ。
彼女の祖母というのは、わたしの義母だった女性です。離婚した今は、微妙な立場になりますが、今年、機会があり、再会を果たし、お別れをすませた形になってしまいました。長い間、可愛がってもらって、いい関係の嫁、姑でした。不本意ながら、厚意に報えなかった。
パーティが入っていなかったら、おまいりに行けたかもしれないと、思ったけれど、わたし達の縁には、これでよかったような気もして、昨夜、ひとりで読経をしました。ヌーヴォと共に思い出す義母の命日になりますね。急いで用意をする子供達を送り出しながら、なんだか、辛かったです。こんな日を想像したこともあったけれど、現実はもっと、疲れます。
それでも、がんばって働くのがわたしの定めのようで、今夜もまた、新酒を愛でます。なんだかんだで、忙しく暮らしています。みなさんもヌーヴォーを楽しまれたようで、嬉しいです。メッセージ、ありがとうございました。今年のマードンヌのヌーヴォーのわたし印象は、秘めた強さを持つ、凛々しくエレガントで大人しくみえる女性です♪