お嫁さんになって博多に行った娘は、気にかけて、よく電話をくれます。今朝は、珍しく(たぶん)愚痴をこぼしました。ひとつは作ったばかりのお気に入りのサングラスを失くしたこと。先日、母の誕生日にチワワ6匹をつれて、息子夫婦(2歳の孫も)と2泊の温泉旅行に出かけました。その時から、見当たらない。みんな、無事で帰ってきたから、いいか・・などと考えてみるけど、悲しい。
ふたつ目は会社で長く、愛用していた柿右衛門のお湯のみを誰かが、かがして、謝まる人が出てこないこと。昔、長くいた事務員さんが初代の湯のみを割ったときは、泣いて謝ったことも懐かしく思い出した。泣かなくてもいいが、知らんぷりはないだろう。悲しい。
みっつ目はうちを手伝ってくれている人が、また、塗りのおぼんを割ったこと。今度の人は、なんだか、大切なものから、どんどん、壊していく。しかも、薄笑いしながら、謝る。他人を家の中に入れるついて、相応の覚悟をしているつもりだが、それでも、腹が立つことが多い。悲しい。
物は、いつかは無くなったり、壊れたりするし、人のいとなみも変化していきます。娘の電話を切ってから、寂しいから、いらいらしているのかなと、しばらく、窓の外の雪を眺めました。名残り雪は切ないけど、春は近い。お嫁さん、心配はご無用よ。ありがとう。