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テーマ:小学生ママの日記(28713)
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タイトルのこわいおばさんって、私のこと。 うちの近くに小学校とHauptschuleと呼ばれる、5年生から9年生の子が通う学校がある。だから、うちの前は通学路になっている。 行儀の悪い子が多くて、特にHauptschuleに通う子は、タバコの吸殻を家の前の歩道に平気で捨てていくし、花壇の植え込みにも、ゴミを投げ捨てていく。もちろん、そんなことをしないこの方が多いのかもしれないが、毎日ゴミを拾っても、いたちごっこ。 もっとたちの悪い子は、玄関の呼び鈴を押して、ダッシュで逃げていく。台所の窓から見えるのだが、向こうは、私に見られているとは思ってないらしい。 玄関のベルを押して逃げるのはだいたい同じ顔ぶれ。たまに、女の子までするので、びっくりしてしまう。先日は、”常連”が小石を家に向かって投げていたので、頭にきて、ハンディカムを持ってすぐに外に出た。そして、すでに100Mほど先の角を曲がろうとしていた彼らをビデオで撮影するふりをした。彼らは、ハンディカムをもっている私に気付き、あわてて逃げていった。私は実際に映したわけではないが、その後、”常連”による悪戯はぴたりと収まった。 昨日、そろそろ賢浩が帰ってくる時間かな、と思って、台所で昼食の仕度をしていたら、2人の女の子が、うちの前で立ち止まって、うろうろしていた。それからうちの玄関のほうに歩いてきて、さらにその前でなにやら相談していた。よく見ると、賢浩のクラスメートのようだった。賢浩に用事でもあるのかな?と思っていたら、いきなり、その子達がうちのドアベルを押し、ダッシュで逃げていった。なるほど、そういうことだったのか。 うちのドアベルは、かなり大きく、響く。そのせいで、寝ていたニコちゃんが起きて泣き出した。私は、ニコちゃんを抱きかかえ、急いで外に出て、その2人のあとを追った。もう、100m先の角を曲がってしまったようで、姿が見えなかったが、追いかけた。そして、ようやく追いつき、「ちょっと、あなたたち、どうしてうちのドアベルを押したの?」と聞いた。3人女の子が並んで歩いていたのだが、1人は、「私はしていないよ。」とすかさず言った。それは本当で、後の2人の顔を見たら、一人が、「押したのは、この子」ともう1人の子を指差した。実際に押したのは、一人でも、やったのは2人同罪。それなのに、1人の子に罪を押しきせようとする態度がすごい、と思った。私は、わざとらしくニコちゃんをみせ、「赤ちゃんが寝てたのに、チャイムのせいで、起きちゃったのよ。もう二度としないでね。」といって、そのまま後ろを向いて家に戻った。 あとで、私のドイツ語の文法がめちゃくちゃだったなーと気付いて、ちょっと恥ずかしくなった。しかし、これに懲りて、彼女たちは二度としないだろう。でも、我ながら、私って、怖いおばさんだなーと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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