ドイツでマルチリンガルを育てる

今日も午後から雷雨。

このごろお日様があまり出ないので、ナメクジやカタツムリはさぞ喜んでいることだろう。それに、キノコも生えてきて、最悪。

サクランボの木に、小さな実がなりつつある。でも、枝の先の葉っぱ裏が真っ黒。ものすごい数の小さな虫がびっしりはりついている。気持ちわるーい！！とりあえず、虫のついている葉っぱを切り取ったのだけど、無農薬野菜を作っている農家の人って大変なんだろうなーと思った。

庭の隅に、こんもりと土が盛り上がっている所があった。よく見ると、穴がいくつも開いていて、蟻が出入りしている。蟻の巣はみたことあるけど、蟻塚は初めて。塚を崩すと、よく百科事典にでてくるようなきれいな蟻の巣の断面図が現れた。そして、無数の蟻と卵・・。蟻の卵ってはじめてみたのだけど、働き蟻より大きいぐらいでびっくりした。

巣を壊されたアリたちは、右往左往。それでも、卵を守ろうとする蟻もいて、すばらしい、と感心してしばし観察。しかし、情に流されてはいけない。巣を全壊させなくては・・・・。庭にこんな蟻塚を作られてしまうとは思っていなかった。それにしても、あんなに小さい蟻が、こんな見事な塚を作るとは、敵ながらあっぱれであった。

昨日から、スイスとオーストリアでサッカーのヨーロッパカップEURO２００８（ドイツでは、EMという）が始まった。オープニングの試合では、開催国のスイスが負けてしまった。２番目の試合は、ポルトガル対トルコだった。

ポルトガルの、クリスチアーノ・ロナウドは、現在世界で一番うまいプレーヤーと言われているらしく、サッカー音痴の私がみても、彼のプレーは素晴らしいかった。ドイツの選手以外は、ほとんど知らない、というか、興味がないのだけど、ポルトガルの試合だけは、毎回みたいなーと思う。

ラジオで、「イギリスと、ウクライナとモルドバの共通点は何でしょう？　答えは、彼らはみな、ヨーロッパカップをテレビで観戦するしなくてはいけないこと！」というジョークが流れていた。

今日は、いよいよドイツの登場。ポーランドが相手なのだが、歴史的背景もあるせいか、すでに「フーリガン」同士で小競り合いがおこっているとか・・・。ドイツでは、国旗をつけて走っている車も最近よく見かける。今日勝てば、ますます盛り上がっていくのだろうなー。