ドイツでマルチリンガルを育てる

昨日、昼食時、賢浩は、「今日の休み時間楽しかったなー」と言った。

休み時間、クラスメートと、サッカーをして遊んだのだけど、｢スペイン対ドイツ」の試合をしたのだそうだ。

「僕は、 スペインチームでトーレスだったんだ。」

トーレスというのは、スペインの選手で、サッカーのEURO2008のドイツとの決勝戦で決勝点をあげ、スペインを優勝に導いた立役者。イギリスのプレミアリーグ「リバプール」で活躍しているストライカー。それまでは、何かというと、「クリスチアーノ･ロナウド」と騒いでいた賢浩も、決勝戦以来、「フェルナンド・トーレス」一辺倒になってしまった。

私：「他には、誰がスペインチームだったの？」

賢浩：「JとK」

私：「J君とK君は、誰だったの？」

賢浩：「JもKもトーレス。」

私：「スペインチームは、３人ともトーレスだったの？」

賢浩：「うん」

私：「ドイツチームは誰だったの？」

賢浩：「Mはクローゼ、EとBは、シュバインシュタイガー、Tはバラック、Aはラーム、Sはレーマンだった。」

私：「ドイツチームの方が多いね。」

賢浩：「うん、みんなドイツの方が好きだから仕方がない。」

２年前のワールドカップの頃は、バラックが子供の間で人気ナンバーワンだった。次いで、得点王になったクローゼ。

今回の大会では、シュバインシュタイガーがレッドカードで退場になったにもかかわらず、ものすごく株をあげたようだ。子供の世界って面白いなーって思う。