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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2008年07月27日
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:カテゴリ未分類

昨日の夜、面白いテレビ番組があったので、子供達と一緒に見た。

「ライオン対クロコダイル」という番組で、コンピューターシュミレーションを駆使し、ライオンとクロコダイルの模型ロボットを作り、噛み砕く強さとか、動きなどを実験。その後、コンピューターを使って、戦わせてみる。結果は、クロコダイルの勝ち。すごく面白い内容だったのだけど、文章では、その迫力や興奮度を伝えられないのが、残念。子供達も、食い入るように見ていた。

週末の夜には、わりと、この手の番組が多く、惠子と賢浩は喜んでみている。特に、恐竜関係の番組は、「恐竜学者」になりたい夢を持っている賢浩のお気に入り。しかし、こういう番組のほとんどは、アメリカで制作されているもの。アメリカの研究者によるものがほとんどで、ドイツ製の番組ではない。全部ドイツ語に吹き替えになっているだけ。

賢浩は、かつては、「宇宙飛行士」になりたいといっていたが、今は、「恐竜研究」一筋。惠子も将来は生物関係の研究職につきたいそうだ。オフィスで一日中机の前に座ってコンピューターとにらめっこするのはイヤ、という。こういうテレビ番組を見ていると、確かに面白くて、憧れるのかもしれない。しかし、私たちは、成果を見ているだけで、その陰での苦労は知らない。ドイツでは、「生物」は人気科目だそうだ。しかし、大学で「生物」を専攻しても、将来は、教員になるぐらいしか職業の選択はないとも聞いた。このテレビ番組に出てくるような研究ができるのは、きっとほんの一握りの人なのであろう。まあ、もちろん、そんなことを言って、子供の夢をつぶそうとは思わないけど・・・・。

先日、夫が、イギリスに日帰りで行った時に、大量のお土産を買ってきてくれた。自分用に「マーマレード」と「マーマイト」を買ってきていた。ドイツでは、ジャムのことを「ママラーデ」というが、「オレンジマーマレード」はほとんど売っていない。売っていても、イギリスからの「輸入品」だったりする。私は、オレンジマーマレードは、ちょっとほろ苦くて好きではないのだが、夫は、よほどその味に飢えていたのかも知れない。「マーマイト」は、オーストラリアでは、「ベジマイト」の名で売られていたが、日本人の間では、本当に評判が悪かった。「マーマレード」と同じように、トーストにつけて食べるのだけど、色は黒いし、何ともいえないにおいと味で、冷蔵庫にはいっているのを見るだけでも、げんなりしてしまう。イギリスに行くたびにこんなものわざわざ買ってくるなんて、理解できない。

もっと理解できないのは、「11+」と呼ばれる試験の問題をたくさん買ってきたこと。イギリスの教育制度はよくわからないが、日本で言えば、中学入試みたいなものなのかな?ただでさえも、惠子は、この夏休みたくさんすることがあるのに(その割には、毎日遊び歩いているけど・・)、こんなものを買ってきてどうするんだ、と思わず文句が出てしまった。だって、それだけで、3万円。夫は、「僕が買ってきたものは、何でも気に入らない。いつも文句ばかり言う!」と怒ってしまった。そのほか、惠子には、オックスフォード大学のなんとかカレッジというロゴ入りのマフラー、実験セット、ジョークブック、賢浩には、トランペット協奏曲のCD,恐竜事典、おかし・・・・などなどを買ってきていた。同じ散財するなら、もっとセンスの良いものを買えないのかなーと思ったが、これ以上言うとまずいので、ぐっとこらえている。






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最終更新日  2008年07月27日 21時01分07秒
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