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テーマ:小学生ママの日記(28710)
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最近の我が家の流行は、一石二鳥のバーベキュー。 何が一石二鳥かというと、燃料費と後片付けの手間がかからないこと。 バーべキューの時は、普通、炭を使うけれども、我が家では、最近、枯れ枝を燃やしている。我が家の庭の隅には、枯れ枝が山のように積んであり、どうにかならないものかと思っていた。焚き火は、危ないし、近所から苦情が出そう。でも、バーベキューグリルのなかで燃やす分にはいいかな?と思って実行してみた。普通にバーベキューをしているのと変わらない。炭は一旦火がつくと、そのままにしておいても大丈夫だが、枯れ枝の場合は、次から次へと追加していかないと火が消えてしまう。だから、とっても忙しいのだけど、子供達は、喜んでグリルの中に枝を突っ込んでいる。グリルの上にアルミプレートを置き、焼き終わったら、アルミプレートを丸ごと捨てるだけ。オーブンやフライパンで焼くよりも、バーベキューにした方がおいしい。においが洋服や身体につくのは欠点だけど、とにかく、庭の邪魔者の枯れ枝が大量に処分できてうれしい。 昨日の午後は、ニコちゃんを背中におんぶして寝かしつけながら、惠子に6年生の算数の問題をやらせ、賢浩とボードゲームをした。3人の子供の面倒をいっぺんに見るのは大変だ。 6年生の算数は、分数、少数、角度、表面積、円周率などが主な項目。分母、分子、鋭角、鈍角、直角、底辺×高さ、半径、直径、円周率・・・などの言葉を、惠子はもちろんドイツ語でも覚えなくてはいけないのだが、私にはわからないので、とりあえず、日本語で説明して、「あとで、ドイツ語ではなんと言うか、自分でチェックして置くように・・・」と言うだけ。円周率は、ドイツでも、πだが、発音は、パイではなく、ピー。また、小数点は、0.1ではなく、0,1と表記し、一万は、10,000ではなく、10.000と表記する。つまり、点とコンマが反対になっている。 一通り日本語で説明した後、先生がプリントしてくれた問題をさせるのだが、私には、問題の意味がわからないので、まず惠子に日本語で問題の意味を説明してもらわなくてはいけない。お母さんが現地の言葉ができないと、子供に倍負担がかかるいい例。でも、これで、もし、私がドイツ語ペラペラだったら、子供達は日本語を話す必要性を感じなくなるから、日本語力は今よりも低かったはず。ママが現地の言葉ができない・・というのは、マルチリンガルに育てる条件の一つかも・・なんて勝手に思っている。 ニコちゃんがお昼寝から起きた後、みんなで図書館に行った。賢浩は、「僕はちょっと買い物してくるから、先に図書館に行ってて。」と言った。「Tic Tac」というお菓子を買いたいらしい。ひとつ55セント。二つ買うつもりで、自分のお小遣いから、1ユーロ10セント持ってきた、と言った。「スーパーに行くなら、牛乳も1箱買ってきて。」とお願いして、70セント渡した。「1箱61セントのはずだから・・・」 図書館に入ってきた賢浩は、浮かない顔で、「ママ、牛乳、二つしか買えなかったの。」と悲しそうに言った。 「えっ?ママは、一つでいいっていったじゃない。お金も一つ分しか上げてないでしょ?」といったら、「えー、1箱って1パックって意味だったの?僕は、1カートンボックス(12箱)って意味かと思って、段ボール箱ごと全部レジに持っていったら、お金が足りなかったの。だから、Tic Tacを一つだけ買って、ミルクを2箱買ったんだよ。」と言った。牛乳1ダース(1箱1リットル入りX12箱)が、100円で買えるわけがない。そういう感覚が賢浩にはまだないのだなー。でも、自分のTic Tac を買うお金で牛乳を1つでも余計に買おうと思ってくれてうれしかった。こういう間違いは、小2だから笑い話になるけど、大きい子が間違えたら、恥ずかしい。今のうちに、いろいろ買い物をさせて、どんどん失敗させるのも、いい勉強になるかもしれないと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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