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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
木曜日はラテン語の日。惠子が近所に住むベニーのパパにラテン語を教えてもらっている間、ベニーはうちにきて賢浩と遊んでいることが多い。ラテン語は、9時から11時だけど、ベニーは、11時少し前に家に来た。 「僕は、12時に帰らないといけない。お菓子は食べちゃダメと言われている。」とベニーは言った。11時過ぎに惠子が戻ってきて、「ベニーのママからの伝言。もうすぐお昼ご飯になるからお菓子を上げないで、って言ってたよ。」と伝えてくれた。うちに来るたびに、甘いものをたくさん食べてくるのを快く思っていなかったのだろう。私としては、惠子がお世話になっている分、何かしたい気持ちがあるのだが、甘いものを与えるのは、ベニーの両親にとっては、ありがた迷惑だったようだ。 お昼ごはん後、またベニーが遊びに来た。ちょっと遊んだら、すぐに私のところに来て、「お菓子ちょうだい」と言われた。まだ午後2時だったから、「もう少ししてからね。」といったが、本当に少ししてから、また、お菓子をねだられたので、出してあげた。よく見ると、ベニーの手には、おもちゃのピストルが握られていた。賢浩と、撃ち合いごっこをして遊んでいた。ベニーの両親は、ピストルで遊ぶことを極端に嫌う。「賢浩の家では、撃ち合いごっこで遊んだ。お菓子も食べた。」なんて家に帰ってから報告されたら、面目丸つぶれ。こんなに惠子がお世話になっているのに、私たちは、恩をあだで返すようなことをしている気分。 ピストルで遊ぶのをやめなさい、と言ったら、今度は、卓球を始めた。賢浩は、ベニーに、「中国?ドイツ?」と聞いた。もちろん、ベニーはドイツと言った。オリンピックでは、男子卓球で、中国が金メダル、ドイツが銀メダルだった。オリンピックでの中国の活躍ぶりに、賢浩は、最近、「僕は中国人」と胸をはって言うようになった。ベニーとの卓球でも、「僕は中国人だから、卓球が強いんだよ。」なんて言っていた。(でも、サッカーの時は、中国人ではなくなるるようだ。) 昨日、唐突に、賢浩が、「グルジアとロシア、どっちが勝った?」と軽く聞いてきたのでびっくりした。戦争はゲームではないと叱った。うちでは、コンピューターゲームやテレビゲームはさせていないのだけど、この感覚はいったいどこからくるのだろう?一緒にCNNやBBCを見ているから、グルジアとロシアが戦争状態にあることを知っているのだが、テレビの映像は、ロシアの戦車の列や、壊れた町並みが中心なので、賢浩には、悲惨さが伝わっていないようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月21日 23時05分41秒
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