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テーマ:小学生ママの日記(28712)
カテゴリ:子供
3年生から、クラスで学級委員を選ぶようになる。 賢浩は、「誰がなったと思う?」と聞いてきた。「Lちゃん」と答えると、「あったりー!」と言われた。Lちゃんは、スポーツ万能、かけっこもサッカーも、男の子に全然ひけを取らない。しかも、勉強もできる。副学級委員は、Nちゃんになったそうだ。 「2人とも女の子なのね。」と聞いたら、「男の子も立候補したけど、残念ながらあんまり票を集められなかったんだ。 」と言った。そして、「僕も立候補したけど、3票だけだった・・」と言ったので、ひっくり返りそうになった。賢浩は、どうみても、学級委員タイプではないし、自分でそういう役をやりたがるタイプでもないと思っていたからだ。 でも、よく聞いたら、クラス29人中、なんと19人が立候補したらしい。男の子は、3人のぞいてみんな立候補したそうだ。用紙に、2人の名前を記入して投票の結果、Lちゃんは、21票も集めて、圧倒的強さで委員長に選出された。副委員長は、6票集めた2人の女の子の決選投票になったそうだ。賢浩の隣に座っている友達のA君も立候補しており、A君は投票用紙に、賢浩とA君自身の名前を書いて投票したのだが、賢浩は、「僕は、賢浩、賢浩、って、2人とも自分の名前を書いたの」と言った。つまり、賢浩の集めた3票のうち、2票は自らが投じた票だったわけ。 「そんなに学級委員になりたかったの?学級委員って何をするの?」って聞いたら、「学級委員は、先生に、宿題が多すぎるって言えるんだ。」と言った。小学校といえども、賢浩の学校は、担任が全教科教えるわけではなく、複数の先生がいろいろな科目を受け持っている。だから、それぞれの先生がどれだけ宿題を出しているのかわからないので、宿題が多すぎる・・ということがたまにある。そこで、学級委員は、担任に、「今週は他の教科からたくさん宿題が出ています。」と言うことができるのだそうだ。だから賢浩は、「僕が学級委員になったら、毎日、宿題が多すぎるからこれ以上出さないで、って先生に言えたのに・・。」と残念そうだった。 「学級委員の仕事は他にもあるでしょ?」と聞いたら、「そうなの?」なんて逆に聞かれた。きっと先生の説明を全然聞いていなかったに違いない。学級委員だけが、宿題が多すぎることに文句をつけることができる・・というその1点しか頭に残らなかったようだ。たぶん、他の子もきっと賢浩と似たり寄ったりだったのだろう。学級委員を選ぶだけで、この騒ぎ。先生が保護者会で、「落ち着いて授業をするのは不可能」と愚痴った気持ちもよくわかる。 (写真:昨日から、惠子の部屋のドアに、「DEAD END」と書かれた貼り紙が登場。勝手に入るな!という意味らしい。)
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