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カテゴリ:子供
ニコちゃんも19ヶ月目に突入。
先週から、ママがドイツ語を勉強している間の8時15分から11時半まで、ニコちゃんは託児所で過ごさなくてはならなくなった。 今までは、起きたい時間(だいたい8時半から9時ごろ)に起き、1人遊びをして、それに飽きたら、ドンドンとドアを叩いて、「ママー、ママー」と呼ぶと、ママが着てくれた。それから、朝ごはんを食べたり、着替えたり、ママと買い物や散歩に行ったり、とママと2人きりでゆったりと自分のペースで過ごしていたニコちゃんだが、先週からは、かなり生活リズムが変わってしまった。朝は7時半に起こされる。ニコちゃんは、宵っ張りなので、7時半ではまだ寝たりない状況で、「もう少し、寝かせてくれー」と思っているようだが、仕方ない。母乳をあげて、着替えさせたら、もう出かける時間になってしまう。 最初の1-2日は、託児所でも問題はあまりなかったのだが、先週の金曜日、そして今日は、朝、託児所の部屋に入るなり、泣き出した。ママと離れなくてはいけないという状況に置かれていることがわかってきたらしい。ママ、ママ、としがみついてきて離れようとしない。しかし、ニコちゃんの相手をずーっとしているわけにもいかないので、隙を見て、「バイバイ」と言って、逃げるように部屋を出てくる。やはり心が痛む。 先週は、迎えに行くと、すでに乳母車の中で寝ていることも多かった。先週の金曜日は、自転車で行ったので、保母さんに抱かれたまま寝ていた。乳母車がないと、ずーっと抱っこしていないといけないので、なるべく乳母車で来てください、と言われてしまった。寝かせたくないから、自転車にしたのに・・・。 当初は。無料で子供を預かってくれるなんて、こんなありがたい話はない、と思っていたのだが、託児所は、保育園や幼稚園とは違う、ということが、入れてみて、初めてわかった。保育園や幼稚園では、それなりにプログラムがあり、それなりの資格を持った人が保育にあったっているが、託児所は、子供を預かる所であって、躾けや教育をする場所ではない。子供が3人しかいないということもあるのだが、みんなで歌ったりお遊戯したり、工作をしたり・・ということは皆無。食べたい時に食べ、遊びたいもので遊ぶ。また、幼稚園とは違い、園庭がないので、外遊びの時間がない。そこが無料の託児所と有料の保育園の大きな違いだと思う。 いつもリュックサックの中には、オムツの換えと、食べ物・飲み物を詰めているのだが、食べ物は、ほぼ完食。今日は、ビスケット5枚、小さいピザ2枚、アップルケーキ大き目のを1切れ、みかん1個、リンゴ1個(8つ切り)を入れておいたのだが、全部平らげてあった。保母さんに、「ニコは、よく食べるから、もっと食べ物を持って来るように。」と言われた。 オムツは家を出る直前に換えているのだが、いつも換えのおむつもなくなっている。それで、ニコはウンチをしているのですか?ときいたら、「いつも、10時ごろにみんなのオムツを取り替えます。」と言われた。そういうものなの??? 今日もニコちゃんは、ママ、ママ、とすごくグズって、ドアをバンバン叩いていたらしい。それで、ニコちゃんを乳母車に入れて、あやしたのだそうだ。「乳母車にのせたほうがニコもおとなしくしているので、これからも乳母車で来てくださいね。」と言われた。えー、ニコちゃんって乳母車に入れられているの?って悲しかった。家ではあちこち走り回って。じーっとしていることがない子なのに、いったい託児所ではどうやって過ごしているのだろう。 私が通っているコースは、全部で900コマの予定らしい。1日4コマで、225日かかる。土日や祝祭日、スクールホリデーが間に入るので、コース終了までほぼ1年かかることになる。最初は、託児所付きだから、ニコちゃんが幼稚園に入れる年齢、つまり3歳になるまで続いてくれたらうれしいなーと思っていたけど、1週間たった現在は、長期間ニコちゃんを託児所に預けるのはニコちゃんにとってプラスにはならないように思えてきた。でも、もっと慣れてきたら、ニコちゃんにとっても楽しい場所になるかな?そうなってくれればいいのだけど・・。 最近のニコちゃんは、誰かが言った言葉をよく繰り返すようになった。また、アンパンマンの似顔絵を描くと、「アーパーマン」と言うようにもなった。ニコちゃんが唯一わかるキャラクター。 丸いもの見ると、すぐにサッカーボールのように蹴っ飛ばす。走り回るのも大好き。「ヨーイドン!」のことを、ドイツ語では、「アウフ・ディ」「プレッツェ」「フェアティヒ」「ロース」というのだけど、自分で「アーディー」「フェーティー」と言って私たちに言えと促す。それで、「アウフ・ディ・プレッツェ・フェアティヒ・ロース」と言ってあげると、トットコ走り出す。「いないないばあ」と「アウフ・ディ・・・・・」の掛け声には、条件反射的に反応するのがおもしろい。 「いたい、いたい・・」「ダーティー」というのも好んで使う言葉。下に落ちているものは何でも拾うけど、ゴミは、「ダーティー」と言いながら拾う。ダーティーとわかっているなら、拾うな!と思うのだけど、拾わずにはいられないのが幼児の習性かな。「ダーティーだから、ポイしなさい。」とか、お口に入れてしまった場合は、「ぺーしなさい。ペッペッ」というと、一応わかるようだ。 ニコちゃんは、ヨダレが異常に多い。こんなによだれの多い子を見たことがない。ベトベトをとおりこして、ビショビショ状態。でも、ヨダレをたらしている幼稚園児は見かけないから、ニコちゃんもあと1-2年したら、ヨダレがストップするのだろうか?そうあって欲しい。 (写真:家の近所でハリネズミを発見。小さくて、なんだが病気みたいだった。ニコちゃんにはおもちゃに見えたのか、つかみあげようとしていた。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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