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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
今週から新学期が始まった。長い夏休みが終わり、ようやく子供達が学校に行ってくれて、やれやれ・・と思っているお母さんは多いはず。でも、私の場合は、ニコちゃんの子守を頼める人がいなくなって、休む暇がなくなってしまった・・・。
忘れないうちに、この1週間のできごとを簡単に書きとめておきたい。 先週の土曜日、賢浩がテニスクラブのトーナメントに出場した。カテゴリーは、10歳以下少年の部。最初の2試合を夫が応援していたのだが、全然相手に歯が立たなくて、「ありゃだめだ。」と思ったそうだ。賢浩も負けたことを、「パパのせいだよ。」と言い出す始末。それで夫は家に帰ってきてしまった。きっと、賢浩は、テニスには向いていないのだろう、また「やめたい」と言い出すのではないかなー、と思っていた。 しかし、夕方帰宅した賢浩に結果を聞いたら、なんと3位で小さなトロフィーまでもらってきた。 最初の2試合には(派手に)負けたけど、あとの3試合には勝ったそうだ。10歳以下の少年の部に出場した男の子は5人で、ほかに女の子と1試合したらしい。それにしても、5人中3人もトロフィーがもらえるなんて、かなりの高確率。こうやって、子供のモチベーションを高めているのだろう。賢浩のテニスの腕前なんて。本当にたいしたことなくて、打ち返す球もヘナヘナなのだけど、すでに2つトロフィーをもらったことになる。バイオリンを頑張っている恵子なんて、1位の賞状が1枚あるだけで、メダルもトロフィーともまったく無縁なので、うらやましそうだった。 月曜日は新学期。午前中は特に授業はなかったようだけど、恵子には早速午後の授業があった。恵子は今年から8年生。昨年度末に一人クラスメートがシュタイナー系の学校に転校し、新学期から落第した生徒が一人加入したので、クラスの人数は同じまま。 火曜日は、恵子にとって一番忙しい日で、朝7時30分から12時35分まで授業。その後、家で昼食後、2時から5時25分まで授業。そして、6時からバイオリンのレッスン。午後の授業は2時間体育、2時間歴史。2時間の体育の時間は、グラウンドをずーっと走らされたりするので、ものすごく疲れると言っていた。その後、45分バイオリンのレッスンを受けるのは、立ったままなので、ちょっとつらい、と言っていた。 火曜日は、近くの幼稚園に行き、ニコちゃんを早めに入園させることができるか打診してみた。ドイツの幼稚園は、基本的に縦割りで、3歳になった時点で空きがあれば随時入園できる。ニコちゃんは来年の3月で3歳。でも、最近、働くお母さんを支援する政策に力が入れられており、2歳児を受け入れる幼稚園や、0歳児から預かる保育園の数も徐々に増えてきている。我が家の近くの幼稚園も、生後33ヶ月から通わせることができるようになった、といううわさを聞いたので、確認しに行った。私としては、早ければ早いほどうれしいのだが、12月からは無理、と言われた。12月1日の時点で、33ヶ月に満たないからだそうだ。しかし、1月からならOKと言われた。ただし、午前中2-3時間だけで、3歳になったら、1日中(朝7時45分ー12時、午後2時ー4時)いてもいい、と言われた。たとえ、2-3時間でもニコちゃんを幼稚園に通わせることができるのなら、御の字。 しかし、希望するクラスはすでに定員・予約がいっぱいだと言われた。近所のヨハネス君と同じクラスに入れたかったのだが、無理みたい。ヨハネス君は、2月で3歳で、来年の3月から幼稚園に通うと言っていた。でも、お兄ちゃんと一緒のクラスにするために、お母さんはかなり前から申し込みをしていたようだ。 ところで、幼稚園に行ったら、掲示板に月謝のお知らせが貼ってあった。16歳以下の子供が家庭に何人いるかにより、月謝が変わってくる。例えば、一人っ子の場合、月謝は1万円ほど。2人兄弟だと約8000円、3人だと約6000円、そして4人以上だと約2000円 となっていた。 水曜日から、賢浩は2泊3日の「修学旅行」。 バス停まで見送りに行ったのだが、周りの子の荷物をみてびっくり。たかが近くの湖に出かけるだけなのに、大きなスーツケースを引きずってきている子が大半。賢浩なんて、普通のスポーツバックで、みんなの半分以下の大きさ。なんか忘れ物をしているのではないかと不安になった。 ドイツ語コースで一緒だった日本人の友達がうちに遊びに来てくれたので、この話をしたら、「ドイツ人って、1泊の旅行でも、スーツケースで来る人がいて、びっくりしたことがある。」と言った。なるべく荷物を少なくするという感覚はないようだ。 しかし、今週は天気が良くなくて、寒い。黒い森にある、ティティー湖に行き、主にハイキングをするのだが、予報では曇り時々雨。朝方は5度ぐらいまで冷え込む。あいかわらず賢浩は薄着で行ってしまった。大丈夫だろうか・・・・ 水曜日は、夜、オーケストラの中国行きの説明会があった。恵子たちは1週間南京のホストファミリーの家に泊まり、中国の学校と交流をし、その後1週間は国内旅行をする。予定では、南京ー杭州ー上海ー蘇州ー北京とまわるようだ。蘇州ー北京間は、電車での移動らしい。北京には2泊し、万里の長城も見に行く予定。 私は、中学生のときにブラスバンド部にいたけど、海外遠征はおろか、都内の中でも遠征なんてなかった。年に1回大会で、日比谷公会堂とかに行ったぐらい。なんだがずいぶん恵まれているなーと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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