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テーマ:海外生活(7774)
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月曜日、火曜日と、朝からレンタカーでディーラーめぐり。
月曜日の朝一で、VWのディーラーに予約を入れ、お目当てのPassatの試乗をさせてもらった。しかし、この車、ハンドブレーキまで電気式でボタン操作。エンジンをかける際も、キーを回すのではなく、マッチ箱のようなキーを差し込むようになっている。窓の開閉もロックも、すべて電動式。オートクルーズや、いろいろな機能がついていた。しかし、電気系統に故障が起きた時、最悪の場合、車に閉じこめられて、自力で脱出する方法がない。まあ、そういうことはあまり起こらないのだろうけど、この車の履歴をみせてもらったら、小さな電気系統の修理が3年半で何度もあって、ちょっとひいてしまった。 フロントとバックには、センサーがついており、ぶつけそうになったら、ブザーで知らせるためか、バンパーがない。私のようなへたくそな運転手にはかえって、怖い。しかも、このセンサー、BMWに乗っている友人が、「ポロッととれちゃったよ。」なんて話していたから、余計に心配。 このPassatは、ゴージャスな機能がたくさんついているけど、一歩間違えば、頭痛の種になりかねない車だと思った。 試乗している間、私たちの古いPassatを点検してもらった。空調が壊れているらしく、修理すると、480ユーロ(約60000円)かかると言われた。エンジンにはまったく問題がなかったそうだ。 そのほか、別のディーラーで、スコダのオクタビアに試乗させてもらった。スコダは、もともとはチェコの会社だが、VWの傘下にある。エンジンは、VWと同じらしいが、内装は、安っぽい感じがした。 マツダ、トヨタのディーラーにもあたってみた。マツダのディーラーで、見積もりを出してもらったのだが、そのとき、私たちの持っているPassatをいくらで引き取ってもらえるか聞いたら、「そんな古い車、処分するしかないのだから、要らない。ただ、ここで購入するのであれば、私達には引き取る義務があるので、希望するなら引き取る。」と言われた。 ルノーもあったのだが、義父が、「ルノーは中国車より信頼ができない。」というので、見なかった。ルノーと中国車だったら、ルノーのほうが断然いいと思うけど、その根拠はいったいなんだろう?? 私達は、老Passatを気に入っていたので、主にVWのディーラーを何軒かみてまわった。VWは信頼できるブランドだと思っているし、Passatが好きだから・・・。しかし、オートマ車の数は少なく、急に思ったとおりのものを見つけるのは無理だと判断した私たちは、老Passatを修理して、その間にゆっくり次の車を探す、もしくは、マニュアル車を買って、並行して使う、という結論に達した。 月曜日の夕方、最初のVWのディーラーに向かい、新Passatは買わない、老Passatを修理し、次の車はもう少し時間をかけて探す、と伝えた。担当者は、「修理に500ユーロ近くかかるし、古い車の自動車税は上がるのだから、老Passatを持っている価値がない。その分のお金を新しい車に回したほうが賢い。」といわれた。義父も、「あの車をこれ以上使うのは良くない。今、買い換えるべきだ。」と強く言った。それで、火曜日に、また別の車を試乗する約束をした。 それで、今朝も一番で、まずはオートマのGOLFを試乗。乗りやすいのだけど、加速が悪いと言うか、アクセルを踏んでも、まだハンドブレーキがかかっているかのような感覚だった。 その旨を担当者に伝えると、「あたりまえですよ、この車は、ガソリン車なのですから。ディーゼル車にはターボがついてますから、ディーゼルのほうが速いですよ。ドイツでは、圧倒的にディーゼルの人気が高いです。」と教えてくれた。 ディーゼル車には、灰塵をまきちらさないよう新車にはフィルターを装備することが義務づけられるようになった。古い車でつけていない車は、余計に税を払わないといけない。 次に試乗したのも、GOLFだが、こちらはディーゼルエンジンで、マニュアル。2008年製なので、当然フィルターもついている。この車は、比較的新しいし、走行距離も10000km代だし、燃費がとても良い。オートマのGOLFは、燃費が老Passatより悪かったのも、マイナスポイントだったのだが、こちらの車は、マニュアルであるということをのぞけば、ほぼパーフェクト。それで、「私が練習します。」ということで、この車に決めた。あっという間にサインして、金曜日に納車予定。これで、今週末は、憂いなく、(夫が)義父母を観光に連れて行ってあげられることになった。 車選びという峠は超えたが、次には、「マニュアル車の練習」というとてつもなく高い山が聳え立っている。登りきる自信はまったくない。車が運転できないのは、田舎ではかなり致命傷だけど、坂道発進を想像しただけでめまいがする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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