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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2009年11月03日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2週間の中国滞在を終えて、昨日恵子が帰ってきた。
本来の予定では、フランクフルトに早朝5時20分に到着し、チャーターバスがここに着くのは11時の予定だった。それで、11時ごろギムナジウムに行ってみたのだが、ほかに保護者らしき人は誰もいなかった。秘書室で確認したら、「雪のため北京から上海に向かう便がキャンセルとなり、上海を出発する時間が遅れた。そのめ、ここに戻ってくるのはだいたい12時30分ごろになる。」と教えてくれた。

12時30分に再びギムナジウムに行ったのだが、他の保護者は見当たらなかった。こんなとき、恵子が携帯を持っていたら、「今どこ?」と聞くことができるたのに・・・・。
1時近くになって、他の保護者も集まりだした。するとまもなくバスが到着した。ここまで到着時間がわかっていたということは、やはり子供と携帯でやり取りしたのだろう。やっぱり携帯がないと不便だなーとまたまた痛感。

携帯だけではなく、どこでもインターネットができるように、ラップトップまで持参していた子もいたそうだ。中高生の旅行でもラップトップ持参って、ビジネスマンも顔負けだなー。

とにかく全員無事に戻ってきて良かった良かった。
家に帰って、早速恵子のスーツケースをあけた。
お小遣いとして1万5000円ぐらい持っていたったのだけど、全部使ってきたと言った。とにかく、なんだかわけのわからない小物がいっぱいだった。蚕から絹糸を作っている工場を見学したときは、絹のスカーフやテーブルセンター、茶葉を炒っている工場を見学したときは、お茶っ葉、を買ったそうだ。彼らは、きっと中国側にしてはいいお客さんだったのだろう。

万里の長城など観光地には、たくさんのおみやげ物屋さんが軒を連ねていたそうだ。「Jちゃんは、すごく買い物が上手なの。いつも上手に値切って半額で買うんだよ。」と感心していた。恵子は、値切り交渉は一回もしなくて(できない性格?)、全部Jちゃんがしてくれたそうだ。

よく香港から送られてくる家族みんなが大好きなお菓子も買ってきていた。しかし、賞味期限切れだった。
「中国のお店で売っているものって、ほとんど賞味期限が切れているの。ビーナスの家でも、賞味期限切れの牛乳を出されて、みんな平気で飲んでいるから、どうしようかと思った。」と話してくれた。

スーツケースの中から、「杭州市自費病人問診病歴」なる小冊子も出てきてびっくりした。お昼ごはんの魚の骨がのどに刺さって、一度「杭州市第1人民医院」にかけこんだらしい。魚の骨は想定していなかったけど、病気や怪我に備えて海外保険に入っていた。でも、支払い金額は、20元となっていた。つまり2ユーロ、300円もしないということ。保険のお世話になる話ではなかった。

そのほかのアクシデントは、北京の予想外の寒さ。彼らは上海から北京へは寝台車で移動したのだが、上海はかなり暖かくて、日中半袖のT-シャツで行動していた。そのままの格好で寝台車に乗り、朝北京に着いたら、震えるような寒さだったそうだ。南京では、汗だくの天気だったので、「真夏と真冬と両方体験してきた。」と言っていた。

「中国に住みたいと思った?」と聞いたら、「2ヶ月までなら耐えられると思う。」という返事だった。「天気と空気とトイレが嫌」との理由からだそうだ。
食事も期待していたほどではなかったそうだ。「毎日、毎日、丸テーブルの上に大皿料理のてんこ盛りで、いい加減飽きた。友達は、あと数ヶ月はご飯を見たくも食べたくもない、って言ってたよ。私が、でもうちは毎晩ご飯なの、って言ったら、かわいそーって言われた。」だって。
昨日の晩御飯は、日本から送られてきたカレールーを使ってのカレーと、ナンを焼いた。「ライスじゃなくてよかった・・」と恵子に言われた。

写真をたくさんとってきた。「えー、こんなこともしたの?」「うわー、こんなところにも行ったの?」と感心するような写真がたくさんあった。私が想像していた以上にたくさんのことを体験してきたようだ。送り出すときは、年齢的(12歳)に早すぎるかな?いろいろなことを体験しても吸収できないのではないかな?と心配していたが、やはり行かせて良かった。本人もすごく楽しかったと満足していた。

(写真:中国では公衆トイレにも格付けがあったそうだ。スリースタートイレとか、4つ星トイレとか・・・。中は汚かったので、撮る気がしなかったので、看板だけ)






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最終更新日  2009年11月03日 16時48分07秒
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