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テーマ:子供の習い事(2491)
カテゴリ:子供
賢浩は1年前からトランペットを習ってる。
恵子も同じ音楽学校でバイオリンを習っているが、9月にいつも学校との授業時間を調整し、レッスン時間がきまり、1年間レッスン時間がかわることはない。恵子の先生は、毎週火曜日しかわが町の校舎に来ないので、曜日がかわることもない。先生は、火曜日に6-7人の生徒を教えている。だから、発表会もわが町の生徒だけで行える。わざわざ本校まで行く必要がないので助かる。 しかし、賢浩の先生がわが町で教えている生徒はたぶん賢浩一人。前はもう2人いたのだけど、かなりの上級生で学校が忙しいという理由でやめてしまった。つまり現在の状況は、先生は、わざわざ賢浩を教えるためだけにわが町に出張してくる。先生の生徒は全員で10名もいないのだけど、みんないろいろな町に住んでいて、先生はそこに出向いていく。たとえば、A町、B町、C町に教えに行く場合、A町、C町、B町という順番だと行ったり来たりする時間がもったいないので、先生としては。A,B,Cもしくは、C,B,Aという順番に行きたいに決まっている。だから、他の子の都合が悪くなったりすると、しょっちゅう時間が変更になる。 時間変更があったとしても今までは毎週水曜日だったのだけど、先週は木曜日にかえて欲しい、と連絡があった。そのとき、夫が電話を受けたのだが、子供の予定を把握していないので、このての電話のときは、必ず私に対応させる。私は、時間を聞き取るのが苦手なので、たいてい3度ほど念を押す。 今週は、いつもどおりだと思い、昨日賢浩は1時半ごろ練習に出かけた。3時ごろ、「1時間待ったけど、先生は来なかった。」と言って帰ってきた。レッスン時間は30分だから、1時間も待つ必要なかったのに、時計をもっていなかったので時間がわからなかったらしい。 賢浩に、「先週木曜日にレッスンに行ったとき、先生はこれからは木曜日だよ,とか言わなかった?」と聞いたが、「先生は何にも言わなかったよ。」と言う。ひどい話だと思い、すぐに先生に電話したがつながらなかった。そこで、音楽学校に電話し、文句を言った。学校側は、調べて電話をかけなおす、と言ってくれた。 1時間ほどして、賢浩の先生から電話があった。音楽学校に抗議の電話を入れたことを不快に思っているような声だった。賢浩が1時間も待った話をしたら、「ご主人にこれからは木曜日に変更しますと電話しましたよ。」と言われた。「いつですか?」と聞いたら、「先週です。ご主人からは何もきいてないのですか?」と逆に非難された。「先週先生と曜日変更のことで話したのは私です。その電話のことですか?先週だけの話かと思いました。これからはいつも木曜日になりますとはおっしゃっていませんでしたよね。」というと、「その電話の後に、これからは木曜日になることをご主人に話した。」と言い張るので、「それでは、こちらの連絡ミスだったのですね。わかりました。」と言って電話を切った。 夜、夫に確認したら、「そんな電話は受けていない。電話がかかってきたとき、君に替わったよね。それだけだよ。」と言った。私も、夫が私に確認もせず、子供の予定を変更するとは思えないので、先生の勘違いだと思った。でも、「言った」「言わない」という水掛け論。釈然としないが、賢浩は1時間も待たされたことをなんとも思っていないようなので、まあ、いいや、と思った。しかし夫は、「このままでは、僕が悪者になってしまう。いわれのないことで非難されたくない。」といって、先生に抗議の電話をすると言い出した。私も賢浩も、やめてくれ、と頼んだのだけど、夫は、「しょっちゅう電話一本で練習時間が変わるのはおかしい。せめて文章で知らせるべきだ。」と怒りが収まらない様子。結局先生に電話をしたのだけど、幸か不幸か不在だった。 1ヶ月ほど前、賢浩は日曜日に老人ホームで演奏したのだが、その時も親には何の連絡もなかった。レッスン時間に先生が賢浩に話をしただけ。しかし、賢浩は抜けている子なので、そんなことすぐに忘れてしまい、親に伝わることはない。先生はもしかして、私のドイツ語力に懐疑的で、賢浩に話したほうが正確に伝わると思っているのかもしれない。賢浩は私よりドイツ語はできても、記憶力が欠如しているということを先生は気づいていないのかもしれない。 それにしても、恵子の場合、トラブルはまったくないのに、賢浩の場合は、トラブルだらけ。ほとんど家でも練習しないし、何のために習わせているのだか・・。でも、なぜか、先生のことは好きらしく、トランペットをやめたいとは思わないらしい。私は先生に対していい印象をもっていないけど、子供が好きなら、本当はいい先生なのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月12日 17時51分29秒
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