昨日、学校から帰ってくるなり、賢浩が、「ママ、C君は、予防接種受けちゃダメっておうちで言われているんだって。」と言い出した。実は、予防接種の危険性に関する記事を読んだばかりで、「早まったかしら?」と少し後悔していたところだったので、「えー、やっぱり?」とがっくりきてしまった。
「金曜日は、みんなしてるって言ってたじゃない。みんなって誰よ?」って聞いたら、「D君、E君、F君・・・・」。賢浩も含めて、接種した子の共通点は、「移民の子、母親がドイツ語があまりできない子」。これは偶然ではないと思う。そういえば、診療所でも、一見してドイツ人ではないとわかる人(その代表が私たち親子)が多いなーとは思っていた。
私の住む町では、小学校は2つある。カトリック系の私立と公立。私立といっても、学費は安いし入学試験があるわけではない。しかし定員があるので誰でも入れるわけではない。「ドイツ人」は私立に行く傾向がある。よって、賢浩の通う公立は、外国人比率が高くなる。しかし、恵子の通うギムナジウムは、公立だが、外国人比率が低い。だから、恵子のクラスメートは誰も予防接種の話をしていなかったのではないか?と思うようになってきた。それとも単に年齢の問題だろうか?
ドイツ人の友達に聞いたら、「接種をする予定は今のところない。新型に感染する可能性は大きいとは思えないし、もう少し様子を見たいと思う。」といわれた。今頃になって不安になってきた。予防接種をして正解だったのだろうか?ニコちゃんと賢浩はあと1回受ける必要があるが、パスしてしまおうか・・・・。
でも、してしまったものはどうしようもない。幼児は重症化しやすいというから、ニコちゃんがそうなる可能性が限りなく少なくなった、と思うようにすれば、少しは気が楽になる。
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