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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
4月のイースターホリデーに、夫が恵子と賢浩を連れてロンドン観光をすることになった。航空券とホテルはそれぞれ予約した。また、ミュージカル「オペラ座の怪人」と「ライオンキング」も予約購入済み。でも、予算の関係で、後方の席。それなら、どちらかひとつにして、いい席を予約した方がよかったのでは?と思うのだけど、「両方、子供たちに見せたかったから・・」と言われた。オペラグラスを買ったほうが良さそうかな。
ニコちゃんがいると足手まといになるし、ニコちゃん本人も別にロンドンに行きたいとは思っていないだろうから、私とニコちゃんはドイツでお留守番。 夫は、セカンダリースクールから大学院までロンドンに滞在していたので、精通している。 「僕の母校をみせたい。」「母校の教授に挨拶してきたい。」「僕がよく通った本屋に連れて行きたい。」「中華街で飲茶がしたい。」・・・というのが夫の希望。 自分が通っていたボーディングスクール(男子校)の姉妹校(?)に、自分達の滞在中、校内見学をさせて欲しいとメールで頼んでいる、と聞いて、根回しの周到さにびっくりした。単なる観光旅行と思っていたのに、「学校の下見」を兼ねようとしていたようだ。 しかし、姉妹校(?)から、「寄宿舎はない。通学できる子に限る。」と断られたので、計画は頓挫した。 夫自身も夫の姉達も13-14歳からイギリスのボーディングスクールに入った。そのため、恵子や賢浩にもそうさせたいと常日頃思っているようだ。夫と義姉は盛り上がっており、具体的な学校名を挙げてあーだこーだと言っている。 はっきり言って、私は反対。経済的負担が大きすぎるし、子供を敢えて留学させる利点がわからない。 学校の下見をするのは反対だけど、ロンドンではやはり少しでも多くのことを吸収してきてほしいと思う。そのために、事前にいろいろと調べるように子供たちに言った。 「ロンドンで何がしたい?」と賢浩に聞いたら、 「何があるところか、知らないもん。わからない。」と言った後、 「あっ、ロンドンって、テムズ川が流れているよね。そこにはピラニアがいるのかどうか知りたいナー。」と答えた。ここまでバカだったとは・・・・・。 「それから、映画館でアバターが見たいな。アイスも食べたいな。」とぬかした。そんなのドイツでもできる!! 「ロンドンには、いろいろな博物館や美術館があるんだよ。大英博物館なんてすごく大きくて、いろいろなものが展示されているんだよ。」と教えた。すると、「恐竜も展示されてる?」と聞かれた。博物館にすべて恐竜が展示されているわけではない、というと、がっかりしていた。 「インターネットで調べてごらんよ。」ととりあえず、興味のもてそうな「ロンドン動物園」のホームページを開いてあげた。あとは自分で調べてごらん、と自由にさせていたら、なんとずーっとホームぺージ内にあるゲームで遊んでいた。こんなやつをロンドンに連れて行くなんて、お金をどぶに捨てるようなものだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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