|
テーマ:小学生ママの日記(28712)
カテゴリ:子供
5連休明け。
予想通り、ニコちゃんは幼稚園に行くのをものすごく嫌がった。 「幼稚園に行ってお勉強するには、エネルギーが必要だから、幼稚園に行くなら、グミをあげるよ。」とお菓子で釣って、なんとか幼稚園まで連れて行ったけど、教室のドアの前で後ずさり。4歳の男の子が中からドアを開けてくれて、「おいで。」と言ってくれたのに、「おうち帰りたい。」と繰り返すニコちゃん。今日は、教室に入る手前から泣き始めてしまった。 Frauハーガにニコちゃんを「手渡し」、そのまま家に帰った。5-6歳児になると、ひとりで登園する子もいるし、靴を履き替えるところで、あっさりママにバイバイする子がほとんどだけど、ニコちゃんは、先生に「手渡」さないとだめ。とにかく、誰か大人の手を握っていないと不安みたい。家にいるときも、しょっちゅう、「だっこ!」って甘えてくるのだけど、幼稚園では、やっぱりそれは通用しないものね・・・。 昨日は、地元で、子供のための仮装行列があった。日曜日に大掛かりな仮装行列があり、火曜日のは小規模。行列のあと、広場で、「今年のファスナハトはこれで終了。」というようなアナウンスがあり、みんなで掛け声を叫ぶ。その後、子供たちには、板チョコ(Rittersport)が配られる。 賢浩のクラスメートのT君も行列に参加していた。沿道の賢浩を見つけると、T君は、10cmぐらいのチョコレートバーを5mぐらい離れた距離から、思いっきり賢浩の顔めがけて投げてきた。それが賢浩の額に命中。大きな青あざになった。もし、目に当たっていたら、失明していたかもしれない。しかも、そのチョコレートバーは、賢浩に当たってから2mぐらいはじきとばされたので、他の子にとられてしまった。賢浩はチョコレートにはありつけず、痛い思いをしただけ・・。 T君は、Funkenhexe(フンケンへクセ:火の粉の魔女?)の仮装をしていた。魔女は人間に悪いことをする、と相場が決まっているので、魔女の格好をした人は、沿道の人たちにいたずらをする。かぶっている帽子やカチューシャを取り上げたり、紙ふぶきをかけたり、笑って許せるいたずらなのだが、T君の行為は、度が過ぎていると思った。 T君は体格もいいし、腕力もある。一度賢浩のテニスラケットのフレームをたたいてヒビを入れたことがあった。悪質だったので、弁償させた。しかし、彼はそれにも懲りず、しょっちゅう、殴ったり、鉛筆を折ったりするそうだ。テニスラケット以外のことは、おうちの人にクレームをしていないが、賢浩の話を聞くたびに、頭にきている。ただ、賢浩も何かしているかもしれないし、その辺は子供同士のことなので、黙認している。 T君と普段一緒に遊ぶことはないけれども、賢浩が学校を休んだ時などは、T君が宿題を持ってきてくれる。スポーツもできるし、頭もいい。はきはきして、感じのいい子にみえる。でも、ちょっと暴力的なので、ギムナジウムに行ったら、同じクラスになって欲しくない、と思っている。 しかし、普通、同じ小学校出身の子は、ギムナジウムでも同じクラスになる。賢浩の通う学校からはギムナジウムに行く子が多いので、クラスごとに、一緒になるように配慮される。実は、T君とは、幼稚園も同じ組だった。幼稚園から小学校にあがる時も、同じ組の子は、小学校でも同じクラスになるように自動的に配慮される。つまり、幼稚園から高校(ギムナジウム)が終わるまで15年間以上同じクラスで過ごすということは、田舎では当たり前のことなのだ。こうして閉鎖的な環境ができあげるわけである。なんだか怖いなーと思う。もし、こんな閉鎖的なところでいじめなんてあったら、逃げ場がないなーと思う。幸い、苛めの話は聞かないけど・・・。 というわけで、T君も地元のギムナジウムに進学するので、同じクラスになる可能性が高い。このクラス分け制度、どうにか変えられないものかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月17日 18時58分07秒
コメント(0) | コメントを書く |