|
テーマ:幼稚園やお家での事(1780)
カテゴリ:子供
昨日、久々にコーラスの練習に行って、お友達と日本語で思いっきりおしゃべりができた。やっぱり日本人とのお友達とのおしゃべりが、海外にいて、一番のストレス発散になる。
ニコちゃんより3-4ヶ月年下の女の子をお持ちのお母さんが、「この子は、まだひらがなが読めなくて・・・」と言ったので、驚いた。ニコちゃんなんて、文字を読むどころのレベルではない。 「長女は3歳ですでにひらがな読めたわ。」と言われた。 でも、よく考えてみると、恵子も3歳までに、ひらがなもABCも全部読めた。 3歳から日本語の補習校のようなところに通わせたのだが、先生に、「恵子はすでにひらがなは読めるので、書き方の練習にも参加させて欲しい。」と頼んだら、「3歳でひらがなを読める子はたくさんいます。でも、書くのは無理だと思います。」といわれたので引き下がったことを思い出した。だから、恵子の知能レベルは普通だと思っていたのだが、賢浩やニコちゃんを比べると、やっぱり恵子は小さい頃から賢かったなーと今にして思う。 そのお母さんと、「やっぱり、下の子になると、どうでもいいって思っちゃうよねー。」ということで、意見が一致した。でも、その女の子は、ニコちゃんよりおしゃべりが上手だし、色の違いや数字もわかる。 だから、「どうでもいい」というレベルがかなり違うのだと思う。 ニコちゃんは車が好きだから、「カーキャリア」とか「コンクリートミキサー車」とか「消防車」「救急車」「宅配車」なんて言葉は知っていて、本を見ながら言うことはできる。しかし、何度教えても、色や数字は覚えない。 65ピースのアンパンマンのパズルと、40ピースのトーマスのパズルがあるのだが、65ピースはできても、40ピースはできない。65ピースのほうは、一つ一つの形が違うが、40ピースのほうは、いわゆる凹凸をはめ込んでいくジグソーパズル。ニコちゃんは、絵ではなく、形で認識しているようだ。だから、おなじような形ばかりのジグソーパズルはたった4ピースであってもできない。 最近、ニコちゃんは、ハサミで紙を切り刻むのがお気に入り。右手できっていても、疲れると、左手に持ち替えてきろうとする。しかし、ハサミって、左手ではなかなか切れないようにできている。 幼稚園に行くと、まず先生に挨拶する。その時、握手をするのだけど、ニコちゃんは、いつも左手で先生の右手をつかもうとする。その都度、「反対の手だよ。」と先生に直される。何度直されても、左手が先に出てしまう。いまだにニコちゃんの利き手はどちらなのかわからない。 幼稚園に行くようになってから、少しずつニコちゃんのドイツ語の語彙は増えている。最近、しょっちゅう、「Ich will xxxxxx」(イッヒ ヴィル = I want)という表現を使う。これは、自己の欲求を表す表現なのだが、ニコちゃんが言うと、「Ich bin xxxxxx」(イッヒ ビン = I am)と聞こえる。 例えば、「イチゴが欲しい!」と言っても、「僕はイチゴです。」と言っているように聞こえて違和感がある。 「Ich will」と同じぐらい良く使うのが、「Wieso?」(ヴィゾー?= Why?)。どうしてダメなの?という意味で、「Wieso nicht?]ってしょっちゅう言うのだけど、きっと、周りの子が、そういう言葉を良く使うのだろうなーと容易に想像できておかしい。 「muss anziehen」(着なくてはいけない)というのもたまに突然使う。ニコちゃんは、帽子をかぶったり、手袋をするのが大嫌い。上着を着るのも嫌い。今は、暖かくなってきたからいいけど、少し前までは、幼稚園で外遊びをするときは、必ず手袋と帽子をしなくてはいけなかった。嫌がるニコちゃんに、先生がきっと何度もそういっていたのだろう。 「nicht kaputt machen」(壊すな)というセリフも、きっと自分自身がよく言われているから覚えるのだろうなー。 恵子が、幼稚園で一番最初に覚えてきた言葉は、「 Geh weg!」(どけ!)だったから、それよりはずいぶんマシ。 ニコちゃんは、幼稚園で何をしているかママにお話しするなんてことはできないけど、ニコちゃんの使うドイツ語から、なんとなく推測できて、面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|