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ドイツでマルチリンガルを育てる

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2010年06月08日
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:老人介護士への道
先週、本命の老人ホームから不採用通知を受け取った。12月に応募したのに、いまさらそんなーって感じ。12月の時点では、「あなたさえやる気があれば、Welcome」という雰囲気だったのに、正直、言葉は悪いけど、詐欺にあったような気分。最初から、「5月ぐらいに面接で決めます。」と言ってくれていたら良かったのに。まあ、いまさら愚痴っても遅いけど・・・・。
きっと、私のように本命一本って言う人はまれで、みんなあちこちに併願しているのだろうな。ドイツの学校やAusbildung(職業訓練)の仕組みがよくわからないので、試行錯誤でやっている。

職業訓練校の案内には、「研修先を自分で見つけることが必須。必要なら、学校側も喜んで手助けします。」と書かれている。それで、昨日、学校に電話をしたのだけど、「どこが募集しているのかはわかりません。自分で問い合わせてください。」とつれない返事。何にも手助けしてくれないのか・・・。

それで、電話帳で、近いところから順に電話をしていったのだけど、「もう埋まってます。」という返事。そりゃ、そうだよね。いまさら応募するのって、オチこぼれた人って自分でアピールしているようなものだもんね。
3軒めでようやく、書類を送ってください、という老人ホームがあったので、昨日早速送った。そこは、車で20分ぐらいのところ。それ以上、遠いところは実質無理。早番遅番をこなすということが、子供に負担をかけることになるし、私の住む地域は冬が厳しく雪が多いので、冬は早朝や夜遅い時間の通勤が怖い。

昨日、書類を送った老人ホームは、「ディアコニー」系。そんな団体名、初めて聞いた。調べてみたら、プロテスタント系の福祉・慈善事業団体ということがわかった。この辺の老人ホームは、カソリック系が多いのだけど、そうでなければ、プロテスタント系になるということは、どちらにしろ、福祉関係はほとんどがキリスト系団体が運営母体になっているということ。
ホームページには、「国籍や宗教は関係ありません。」なんて書いてあるけど、空々しく聞こえるのは、私がひねくれているだけ?

最近、無理してまで介護士になりたいかな?と思うようになってしまったのだけど、なんとなく、出口がわからない。学校側から、入学取り消しを言い渡されれば諦めが付くのだけど、今の状態だと、どの方向に自分が進むべきが良くわかなくなってしまった。とりあえず、流されるまま、行き着くところまで行ってみようと思う。

ところで、恵子が「JuniorAkademie」というサマーキャンプに参加できることになった。1ヶ月ほど前に書類が送られてきて、参加者名簿も同封してあった。開催場所が、うちから200kmほど離れている。8月から9月にかけて2週間開催されるのだが、それに先駆け、2週間後の週末に顔合わせがある。それで、近くの人同士が、車に同乗してこれるように、参加者名簿には、各自の郵便番号と電話番号が書いてあった。しかし、さすがに、見ず知らずの人に電話をして、行きはうちが送りますので、帰りはそちらがお願いします・・というようなことは頼みづらい。
それにうちの半径30km以内に住む子は2人いるがどちらも男の子だった。

でも、そのうち一人の親御さんから電話があり、子供たちを一緒に電車で行かせませんか?と提案してくれた。もう一人の子の家にも電話したそうだが、車で行くと断られたらしい。
金曜日の18時までに現地集合することになっている。しかし、うちからいく場合、電車の接続がすごく悪くて、18時前に着くように行くには、11時半に家を出なくてはいけない。それでも、むこうの親御さんは、時刻表を調べてくれて、すべてアレンジしてくださった。
現地で子供たちは2泊する。日曜日には、保護者向けの説明会もあるので、帰りは各自の親が迎えに行くことになる。
このサマーキャンプに参加できるのは、わが州では、8年生と9年生の子に限られる。恵子が一緒にいく子は、9年生で、16歳だそうだ。男の子だし、話が合うのか心配だ。自分が12歳の時、初対面の年上の男の子と一緒に旅をするなんて勇気があったかなー、なんて考えると、私までドキドキする。





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最終更新日  2010年06月08日 16時32分22秒
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