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テーマ:小学生ママの日記(28712)
カテゴリ:子供
昨日、賢浩を9-10歳児検診(U11)に連れて行った。
これは、ここ3ー4年で新設された検診で、恵子の時はなかったので受けていない。 まず、質問が67項目も書かれた紙に記入するように言われた。 こんなことを予想していなかったので、辞書を持っておらず、わからない単語がいくつもあって、冷や汗。 だいたいは、推測できるけど、「あなたの子供は、lispeltか?」などとういうのは、見当も付かなかった。賢浩本人もそんな単語知らないといった。夕飯時、この話をしたら、夫はすぐに、英語の「lisp」のことでしょ、と言った。私はその英単語も知らなかった。英語で言えば、「th」の発音をできないような人のことらしい。恵子もすぐに、「私の友達にもいるよ。」とこの単語を知っていた。日本語で言えば、サシスセソが上手に言えない人、つまり舌足らずという意味だそうだ。 そのほか、わからなかったのは、「Mein Kind hat im letzten halben Jahr mindestens einmal eingekotet.」という質問。一つ前の質問が、「この半年間で2回以上お漏らし、おねしょをしたことがあるか?」というものだったので、賢浩は、「この半年間で、ウンチをもらしたことがあるか?って言う意味じゃない?」と言った。とりあえず、いいえ、と答えておいた。 質問は、多岐にわたり、「喫煙しているか」「飲酒しているか?」「家出をしたことがあるか」「30ユーロ以上のものを盗んだことがあるか?」「30ユーロ以上のものをわざと壊したことがあるか?」などのほか、拒食、過食、鬱、いじめなどを調べる項目もあった。9-10歳ですでにこんな質問?? ほとんどの項目が「該当しない」という答えだったのだけど、集中力に関する質問は、ことごとく、「はい、そうです」になった。でも医者は賢浩の進学先がギムナジウムと聞いて、「それじゃあ、集中力が欠けるといっても、大丈夫です。」と問題にしなかった。 視力検査もあったのだけど、かなり適当で、日本みたいに、右1.2、左1.5、とかそんな結果は出ない。ちょっと離した位置(50cmぐらい)で本の文字が読めればOKみたいな感じだった。それと、聴覚テストもあった。 賢浩は、トランペットをしていると、呼吸困難状態になったりする。本を朗読する時もすごく苦しそう。そのことを相談してみたら、呼吸テストをしてくれることになった。その結果、特に問題はないと言われたが、酸素吸引器のようなものを処方され、1ヵ月後に、何回使用したか報告するように言われた。 処方箋を持って、薬局で買い求めたら、「この器具は、20ユーロします。通常、子供の場合、保険ですべてカバーされますが、この器具については、保険会社の承認が必要になります。こちらで問い合わせますが、保険会社から承認が下りなければ、半額は自己負担になります。」と説明された。 ドイツの健康保険も財政破綻状態にあり、子供であっても、簡単にはカバーされなくなったそうだ。 そのほか、指摘されたのは、ちょっと偏平足であること、背中のほくろが黒すぎるので、皮膚科でチェックしてもらってください、ということだった。3年前もほくろを除去したのに、またか・・。簡単な手術だけど、やっぱり身体にメスを入れるのは怖い。本当に、こちらの人って、ほくろを問題視するよねー。 このU11では、身長や体重などは測らなかった。身体的なことではなく、たぶん、精神的問題をみつけるための検診なのだろう。ま、とりあえず、あまり問題がなくて、良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月16日 16時26分21秒
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