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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
ワールドカップ、イタリア対スロバキアの試合が終わったと同時に、外から車のクラクションの音が派手に聞こえてきた。スロバキアがイタリアを下し、決勝リーグに進むことが決まったからだ。この辺には、たくさんのイタリア人が住んでいるので、途中までしか見ていなかった私は、一瞬イタリアが勝ったのかと思ったほどだ。スロバキア人もこんなに住んでいたとは・・・・。そういえば、スロバキアの旗をつけた車もたまに見かける。
今夜は日本の試合。頑張って欲しいものである。 最近、私の頭の中は、嵐の歌ばかりがぐるぐるして、ついつい口ずさんでしまう。インターネットで、ほぼどんな情報でも手に入るので、すっかり嵐通になってしまった。そんなことばかりしているので、子供たちのことはすっかり放置していた。昨日、賢浩がとんでもない点数のテストをもらってかえってきて、青ざめた。こんなにバカだったとは・・・・。賢浩は、とにかく勉強しない。テストがあるよ、範囲はここだよ、と事前に言われても、教科書を読みさえしない。こちらが、怒鳴って、ようやく教科書を開く。ところが、私はインターネットにばかり夢中で、本人の自主性にまかせていたら、とんでもないことになっていた。明日も算数のテストがあるそうなので、教科書の問題をやらせてみたら、時間がかかるし、間違っている。やっぱり、私が横にいて付きっ切りで教えないとダメなんだなーと反省した。 恵子のほうは、テストがあれば、自分でしっかり勉強しているように思う。日本と違ってテスト期間というものがない。学期末テストのようなものは、同じ時期に集中しないように、各科目ばらばらの時期に行われ、だいたい週に2回程度になるように配慮されているようだ。 テスト前になると、我が家の電話はずーっと話中状態。クラスメートが恵子に「教えてー」とかけてくるからだ。といっても、常連は2人で、あとは科目によりけり。常連2人は、普段から宿題についても電話してくるし、テストにいたっては、ほぼ全科目電話をしてくる。1回の電話で1-2時間恵子は説明している。それでもわからないところがあれば、またかけてくる・・という状態。 恵子も、同じことを何人もの子に説明しなければいけないので、面倒くさいようだ。私も、友達に頼られるのはいいことだけど、あまりの頻度と電話時間の長さに閉口してしまう。恵子が電話をしている間は、家の手伝い(夕飯の手伝いとか、ニコちゃんの世話とか・・・)を頼めないからだ。 「いっそのこと、塾でも開いたら?」と恵子に冗談もいいたくなるほどだ。 そう、そう、昨日からちょっとずついい天気になってきたので、昨日はニコちゃんをプールに連れて行った。ニコちゃんは水遊びが大好きだから・・・。 かなり暑いと思ったのだけど、気温は23-24度。幼児用プールには水がはってなくて、しかたなく、大きい子用のプールの浅めのところであそばせた。 しかし、水温20度。冷たくて、泳いでいる人など誰もいなかった。プール全体でも、10人も人がいなかった。それでも、ニコちゃんはバケツにお水を汲んだり、ミニカーで遊んだり、楽しそうにしていた。 私はベンチに座ってニコちゃんを見守っていたのだけど、係員の人がはなしかけてきた。 「お子さんは、もう泳げるんですか?」と聞かれた。 「いえ、まだです。3歳ですから。」 「えー、3歳なんですか?大きいですね。」 「この辺で、水泳を習えるところはありますか?」 「まあ、ありますけど、5歳からですね。」 「私が以前住んでいた町では、3歳からのスイミング教室があり、殆どの子が4歳で25m泳げていました。私の上の子供たちも4歳でSeepferdchenをとりました。どうして、ここでは5歳以上なんでしょうね?」 「シュワーベン(この辺の地方)ですから、何事もゆっくりなんですよ。」 そんな会話をした。 よく考えたら、賢浩は今のニコちゃんぐらいの年齢で、水泳を習っていたし、恵子は水泳は4歳からだったけど、3歳からは日本語補習校に通っていた。ニコちゃんは、何にもしてないなー。3歳児からだと、体操教室とか音楽教室とかあるようなのだけど、ちょっと考えてみたほうがいいのかな? インターネットでそういう情報こそ集めるべきだよなー・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月25日 02時16分43秒
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