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テーマ:海外生活(7774)
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日本での大地震以来、こちらでも日本の被害状況および原発関連がいつもトップニュースだった。しかし、今日は、リビアへの空爆関連のニュースに一番多く時間が割かれていた。
リビアへの空爆を開始したようだが、私にはこれが今ひとつ理解できない。カダフィ大佐がたとえ極悪非道な独裁者であったとしても、他国が空爆する権利があるのだろうか? さっさと辞めてくれ!と思う独裁者は世界中にたくさんいるのに、なぜリビアだけがこうも簡単に空爆対象になりえるのかわからない。民衆が戦車の上に乗っていたり、普通のおばちゃんぽい人が機関銃を掲げている映像が繰り返し流れている。なぜ、一般民衆がこんな危険な武器を簡単に入手できるのか不思議。リビア政府を転覆させるために欧米が民衆を操っているとしか思えない。自然災害で多くの犠牲者を出した日本にとって、リビアで起きていること(人が人の命を奪う)は、愚かとしか思えないのではないだろうか? 日本の被害者の少しでも力になりたいと、ドイツでも多くの日本人が募金運動などをしている。わたしの友人も、街頭でミニコンサートをしたりして、募金を呼びかけている。街頭コンサートをするために、市にかけあって許可をもらったりしたようで、その行動力に頭が下がる思いだ。 子供向けのニュースを見ていたら、子供たちもバザーをしたりして日本への寄付を集めていた。その様子を見て、賢浩が、「僕もしようかな?」と言っていた。自発的にそういう気持ちになるのはいいことだと思う。同じニュースを見ていた夫が、「なぜ、日本に寄付をするのか?日本は金持ちの国なんだから、お金を寄付する必要はないんじゃないか?もっと別の協力の仕方があるはずだ。」と言い出した。日本人が同胞のために寄付するのは理解できるが、他国の人に寄付を求めるのは変に感じるらしい。夫はハイチやパキスタンには率先して寄付をしていたのに、日本に関してはこのような考え方を持っているなんて、びっくりした。 恵子と賢浩が夏休みにワシントンに住む義姉夫婦のところにあぞびに行くので、そのフライトを予約した。賢浩は、夏休みの時点では11歳になっている。恵子は13歳。飛行機は11歳までが子供料金。でも、11歳までの子は一人では搭乗できない。必ずエスコートサービスをつけなければならない。12歳以上の子供は一人で搭乗できるが、16歳以下の子供は11歳以下の子供の保護者にはなることはできない。エスコートサービスを頼まなくてはいけない場合、オンラインブッキングはできない。電話か旅行代理店を通すかになる。いままでは旅行代理店で予約していたが、12月に一時帰国するときにトラブルがあったので、もうその旅行代理店は利用したくなかった。それで、航空会社に直接電話して予約することにした。エスコートサービスは、一人150USドルかかると言われた。でも、仕方ない。もちろん賢浩にだけつけるつもりだったのだが、そうすると二人で一緒に座れないし、乗り継ぎの時も、賢浩はアテンダントに連れられて特別ラウンジで過ごすことになるが、恵子は一般乗客と同じで一人で乗り継ぎをしないといけないし、時間も自分ひとりでつぶすことになると言われた。恵子に確認したら、別々のほうがうれしいというので、当初の予定通り、賢浩だけエスコートサービスをお願いすることにした。電話オペレーターは、電話予約だと手数料として35ユーロかかるので、恵子の分はインターネットで予約したほうがいいですよ、と教えてくれた。子供が二人とも11歳以下か、12歳以上だったら楽だったなーと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月20日 08時31分59秒
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