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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
今年の夏休み、恵子と賢浩はワシントンに住む義姉夫婦のところでお世話になる。約1ヶ月滞在させてもらうのだが、2週間はサマーキャンプに参加することにした。
以前にもアメリカのサマーキャンプに参加させたことがあるが、とにかく書類が多くて辟易する。書類のひとつに予防接種記録がある。すべての予防接種を受けた日付を記入しなくてはいけない。一覧表の中で、恵子と賢浩が受けていない予防接種は、Pneumococcal(PCV 肺炎球菌)、HepatitisA (A型肝炎)、Tuberculosis (TB)Test(ツベルクリン反応) だった。PCVは、ニコちゃんは受けている。しかし、賢浩の時は、必要予防接種には含まれていなかったので、していない。Meningococcal meningitis(髄膜炎)もニコちゃんの世代になって新しく追加された予防接種だが、これいについては、小児科医にすすめられ、去年賢浩も恵子も受けたが、PCVに関しては何も言われなかったので、受けていない。A型肝炎の予防接種は、発展途上国に旅行に行く場合に必要になる程度で、子供であっても有料になる。ツベルクリン反応は、恵子は生まれてすぐに香港でBCGを受けているが、賢浩はBCGを受けていない。そのことを医者に問い合わせたら、する必要がない、と言われた。 アメリカのキャンプに参加するに当たり、ツベルクリン反応が陰性である必要があるのかどうか、現在義姉に問い合わせてもらっている。 アメリカのサマーキャンプに参加させるのは、手続きが本当に面倒くさいなーといつも思う。 恵子は、この10月にBoggyと呼ばれるギムナジウム生の研修プログラムをこなさなくてはいけない。今までは、もしかして、州立ギムナジウムに受かるかもしれないと思って、研修先を見つける努力をしていなかったのだが、転校する見込みがほぼなくなったので、最近、必死に探している。本人は、病院で研修をしたいようだが、地元の病院は小さくて、他の病院を勧められ、他の病院に問い合わせると、地元に病院があるでしょ・・・と言われると愚痴っていた。恵子は、脳神経外科に興味がある。私がニコちゃんを出産したとき、一時的に片側が麻痺したような感覚になり、他の病院で脳のCTスキャンを受けたことを思い出し、そこの病院に問い合わせたら?と助け舟を出した。それで、そこに電話をしたところ、書類を送ってくれ、と言われたそうだ。恵子は、まだ13歳なのに、すでに、履歴書を作成して、研修させてもらうように病院に手紙を書くなんて、なんか、ドイツのシステムって、日本とは全く違うなーと思った。 その病院は、カトリック系。もし、応募者が何人かいたら、カトリック教徒が優先されることは想像に難くない。 ところで、実は、私も研修先を探さなくてはいけない。しかも、研修は6月中旬からと決められている。恵子に対しては、「興味のあるところにどんどん電話で問い合わせなさい。」と言うくせに、自分はまだ1件も問い合わせていないという不甲斐なさ。とても問い合わせる勇気がない・・・・。クラスメートの中には、すでに研修先を見つけた人が何人かいるが、みんな研修先は「老人ホーム」。老人ホームでの研修は、いわば無料のお手伝いになるから、どこでも歓迎で、比較的すぐに見つかると思う。でも、私は、もう一度老人ホームで研修したいとは思わない。どう考えても、今の私には、時間帯があわない。8時から12時という時間帯でしか研修できない。自分のやりたいことや方向性もまだ見えてこないのに、どうやって研修先を探していいのか、途方にくれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月22日 23時34分55秒
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