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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:子供
イースター4連休は、昨日をのぞいて天気に恵まれ、のんびりすることができた。
しかし、最近、花粉の量が半端ではない。本当にものすごい。庭においてあるテーブルやイスは黄色い粉をかぶったようになっているし、洗濯物も花粉まみれ。家の中まですごい。幸い、うちには花粉症の人はいないが、花粉症の人がこの季節ここにいたら、どうなってしまうのかと思う。でも、今年が特にひどいというわけではなく、毎年こうだ。花粉症の人はこの季節ドイツを旅行しない方がいいと思う。 昨日は、イースターサンデー。卵探しをするのが恒例。我が家でも、庭に卵形のチョコレートをかくして子供たちに捜させた。前の晩に、「明日の卵探しは、8時から8時半というお知らせがイースターラビットからきていたよ。」と伝えたら、賢浩は、7時にわたしのところに来て、「ママ、もうチョコ、探し始めてもいい?」と言った。「8時からって言ったじゃない。」といったら、「えー、僕、今日は6時にもう目が覚めちゃったよ。だって、早く探さないと、ママにウサギが隠した卵をとられちゃうと思ったから・・・」と文句を言われた。日曜日は雨の予報だったので、まだチョコを隠していなかった。「まだ、チョコを隠してない。」といったら、「なんだ、やっぱりイースターラビットなんていないじゃないか!」とまた文句。いつもは、10時ぐらいまで寝ているくせに、こういうときだけはりきって早く起きてくる。恵子なんて、とっくにそんな時期は過ぎ、弟たちに無理やり起こされるまで寝ているのに、賢浩はまだまだ子供だなーと思う。 サイクリングをしたり、バーベキューをしたり、楽しく過ごした4日間だった。 1週間ほど前に領事館から日本の教科書が送られてきた。子供達はあまり興味を示さなくなったし、私も忙しくて、ほっておいた。でも、中2の国語の教科書をちょっとみてみたら、なかなかいい内容で、恵子に読ませたくなった。それで、今日、お昼をテラスで食べた後、教科書を持ってきて、太宰治の「走れメロス」を音読させた。漢字力がないから、中2の教科書なんて、自分ひとりでは読まない(読めない)から、読ませたかったら、そうするしかない。 4分の3ぐらいまで読ませて、「結末はどうなると思う?」と聞いてみた。すると、「この話、知ってるもん。」と言われて、びっくりした。「えっ、この話、読んだことあるの?」ときいたら、「これじゃないけど、シラーが書いた話は読んだ。内容は同じだよ。」と言ったので、びっくりした。 この話は、たぶん、ギリシャ神話か何かから題材をとったのだろうとは思っていたが、シラーの話の複製(?)ということは知らなかった。子供に教えれることが日々増えていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月26日 04時21分59秒
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