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カテゴリ:子供
今週も結局自分の研修について何のアクションも起こさなかった。担当者からももう連絡はない。きっとあきらめられているのかもしれない。まあ、本人にやる気が見られないのに、敢えて助けの手を差し伸べようとは思わないのは当然かなと思う。
結局、今週私がしたのは、恵子の聴講のことで、大学に電話をし、担当者に事情を説明し、恵子がどの学科を聴講するのがベストかを話し合う場を設けてもらうことにしたことと、聴講するためには、ギムナジウムの許可が必要なので、恵子の担任と来週話し合う約束を取り付けたこと。 あと、金曜日に賢浩が数学のテストだったので、その勉強をみてあげたこと。 試験範囲は、図形の面積と整数。 小学校5年生の問題だから、簡単なのだけど、やはり文章題は、理解力がなくて教えるのに困る。 たとえば、 「Herr Schulte darf sein Konto hoechetens um 3600 Euro ueberziehen. Wie viel Euro kann er abheben, wenn sein Konto ein Guthaben von 2480 Euro aufweist?」 という問題が教科書に載っている。賢浩はそもそも銀行の仕組みがわかっていないから、「 darf sein Konto hoechetens um 3600 Euro ueberziehen」という意味がまったく理解できていなかった。それに加え、 「abheben」「Guthaben 」「aufweist」という単語の意味も知らない。 簡単に言えば、「3600ユーロまで超過して引き落とせる。預金残高が2480ユーロのとき、最大いくらまでお金が引き出せるか?」という問題。計算は簡単なのだけど、文章が理解できないので、答えられないという事態になる。 教える側の私も自分の解釈に自信がないので、いちいち恵子に聞かないといけない。私は日本語で説明しているのだけど、賢浩はなかなか理解してくれなくて困る。 こういうとき、ドイツ語を母国語としないと不利だと感じるが、多言語環境は不利なことばかりではない。うちの子供たちは、パパとは英語で話しているので、学校に入ってからは、かなり有利だと感じることが多い。 5月に、Big Challenge と呼ばれる英語の試験があって、自由参加で賢浩も受けた。その結果が今週わかったそうで、賢浩は、5年生の部で、学校で1位、BW州で10位、全国で80位という成績で、今日、賞品をもらって帰ってきた。恵子も5年生のとき、学校で1番、さらに全国で29番で、賞品をもらった。賢浩のもらった賞品は、恵子とほぼ同じものだったが、恵子のほうが全国成績がよかったので、もっとたくさんもらっていた。だから、「えっ、そんだけ?」と思ってしまったのだけど、でも、賢浩にしてみれば、快挙。もう二度とないかもしれない。クラスの女の子が、成績発表前に、「1位は、賢浩?」と先生に聞いたそうで、びっくりした。恵子がそうクラスで言われるのは毎度のことなのだが、ほかの科目では、3とか4しかもらってこない賢浩が、英語では、できると思われているようで、ほっとした。 今日は、ギムナジウムでサマーコンサートがあった。恵子もオーケストラの一員として演奏したのだけど、なかなかよかった。ほかには、コーラスとかビックバンドの演奏もあった。賢浩に、せっかくトランペットをしているのだから、オーケストラかビッグバンドに入ってみたら?と誘導してみたのだけど、あまり乗り気ではないようだった。 最近、ベイブレードで遊ぶことにしか興味がないようだ。毎日、友達が中古のベイブレードを売ってくれるというので買ってもいいか?とか、XXXがほしいとか、そんな話しかしない。学校にもベイブレードを持っていっている。ベイブレードって10年ぐらい前に流行ったんじゃなかったっけ? 今またブームなのだろうか? いくつも種類があって、あれもこれもほしがるから、まさにメーカーの思う壺。ドイツで買うと、14ユーロぐらいかな。日本のサイトを見ると、1000円以下だったりするので、こちらで買うのがばかばかしくなる。 ニコちゃんまでベイブレードにはまってしまい、「ストーンペガサス(?)」を買ってくれ、とそればかり。まあでも、任天堂DSやプレイステーションで遊ぶよりはまだ健康的なのかな?という気はする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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