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テーマ:中学生ママの日記(17702)
カテゴリ:子供
今日、恵子の担任と話し合いの時間を設けてもらった。
州立ギムナジウムを受けたとき、推薦状を書いてくれたので、遅くなってしまったが、まずそのお礼を伝えた。それから、結果報告。すでに、恵子が口頭で伝えていたが、改めて今日、州立ギムナジウムからの手紙を見せた。補欠の2番ということで、担任は、「可能性がないわけではないと思う。とりあえず、私から連絡して、どのような状況か聞いてあげましょう。」と申し出てくれた。 私たちとしては、すでにその可能性を排除して、大学での聴講を考えている段階であることを伝えた。大学で聴講する場合、週に1、2日、ギムナジウムを欠席することになる。そのため、ギムナジウムからの許可が必要になるわけだが、「問題ないです」とのお墨付きをもらった。 しかし、10年生になると、週に38時間も授業がある。たとえば、2日間午前中を休むと、州に12時間分の授業を自分で補わなくてはならない。午後も授業がある日も多くなるから、午前中大学に行って、帰ってきて、午後の授業に出席するのはかなり大変になると思うといわれた。 我が家から一番近い大学は、コンスタンツ大学。 それでも、電車を乗り継ぎ、バスにも乗り換えなくてはいけないので、片道2時間ほどかかる。2時間かけていって、1時間半の講義を聴いて、2時間かけて帰ってきて、そのまま午後の授業に出席という生活を続けるのはかなりつらいと思う。とりあえず、前期聴講してみて、無理ならば、やめればいいのでは・・と言われた。 来週、コンスタンツ大学の担当者と話し合う約束を取り付けた。 そのため、水曜日は、30分ほど早退させてほしいとお願いした。ニコちゃんをおいていくわけにも行かないし、そうするとお守りをしてくれる人が必要で、賢浩も連れて行くつもりでいる。賢浩にはまったく関係ないことだけど、やはり早退させてもらいたいと伝え、了解を取った。 そのほか、英語の授業で、来学期は、12年生の授業にでてもいいと、ケンブリッジAGの先生に言われたことを伝え、10年生の授業を免除してほしいとお願いした。時間割的に可能かどうかわからないが、検討するとの回答だった。来学期、12年生の授業を受けたら、11年生以降になったとき、どうするのか?とも聞かれたが、10年生、11年生、12年生の授業を1回づつ受けるよりも、12年生の授業を3回受けたほうが、まだましだと思っていることを伝えた。 私からの要望は以上だといったら、先生が、「では、私から・・・」と話し始めた。 担任の先生は、2人いて、今回話し合いをしたのは、ラテン語の先生。 恵子は、ラテン語も得意科目で、いままで単語テストでもクラステストでも、減点されたことがなかった。いつも満点で、成績も、1。1の上に、★がついていることもしばしば。 しかし、1ヶ月ほど前の単語のテストで、本当に些細なミスをして、1マイナスという成績をとってしまったそうだ。本人は、ものすごく落ち込んで、先生が名前を呼んでも、テストを前に取りに来なかったそうだ。たかだか、一点減点されただけで、こんなに落ち込むとは先生もびっくりで、「あなたは、クラスで一番年下なのだし、減点されたって恥ずかしいことはないのよ。」と一生懸命諭したけど、前に取りにこないで、泣き出してしまったそうだ。 私は、そんな話、知らなくて、びっくりした。 以前、恵子にしては悪い成績をとってしまい、家に帰ってきてから、部屋に閉じこもって泣いていたことはあったけど、まさか、学校で、しかも、授業中にそんなことをしていたとは・・・・・。 担任は、「恵は、確かに、ものすごくよくできる子だが、失敗したり、負けることも覚えなくてはいけない。いつも1位でないと我慢できないのなら、もし、州立ギムナジウムのようなところに行ったら、どうなるのか? やっていけるのか? 思春期特有の感情が不安定な時期なのかもしれないが、あの落ち込みようには、驚いた。その次のテストで、1だったときには、私もほっとした。これで、またミスをしていたら、どうしようかと、私まで採点するときにハラハラした。」と言ったので、私は思わず顔を覆ってしまった。 賢浩のおおらかさというか、鈍いというか、神経が図太いところと、恵子の繊細(?)なところが、もう少し、うまくミックスしあうといいのだけどなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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