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昨日は、サッカー女子ワールドカップの決勝戦が行われた。
実は、今まで一試合もテレビで観戦したことがなかった。はっきりいって、女子サッカーには興味ゼロ。ドイツが開催国になっているのは、連日の報道でさすがに知っていたが、私は、今年初めて女子のサッカーのワールドカップが開かれたのかと思っていたぐらい。 ちょっと興味を持ち始めたのが、友人が、澤選手がハットトリックを決めた場面のYoutubeのサイトを教えてくれて、見たのがきっかけ。澤選手は、嵐のバラエティ番組にゲストで出ていたので、唯一知っている選手で、「うわー、こんなすごい人だったんだ。」とちょっと関心が芽生えた。 去年のワールドカップのときは、どこに行ってもその話題ばかりだったけど、女子のワールドカップのことはまわりでも全然話題になっていなかった。子供たちも、男子のときは、選手のカード集めに熱中していたのに、今回は、ほとんど学校で話題にならないと言っていた。まあ、それでも、クラスで2-3人は熱心に見ている子がいて、先週の金曜日、賢浩は、その子に、「日本なんて、絶対負けるよ。」と言われたそうだ。それが悔しかったらしく、「僕、決勝戦、絶対見て、日本を応援したい。」と言い出した。 それで、昨日、夜8時45分のキックオフから一緒に見始めた。でも、アメリカが一方的に攻めるだけ。「日本、弱いなー。これじゃあ、負けるなー。つまんない試合だなー。」と思って、ハーフタイムにはいって、賢浩に「明日は学校なのだから、もう寝なさい。」と言って、テレビを消した。 ところが、朝になって、日本が劇的な勝ち方をしたと知って、「見ていればよかった・・」とすごく後悔。せめて、ニュース報道を見たいと思って、あちこちのチャンネルに合わせた。 でも、あいあかわらず、盛り上がったのは一部の人たちで、学校でも、やはりあまり話題にならなかったそうだ。男子のワールドカップのときは、日本がちょっと活躍すると、「日本も頑張っているね。」と声をかけられたけど、今回は、なでしこジャパンの話題を私に振ってきた人は一人もいなかった。唯一、アメリカに住む義姉が、「日本の活躍はすごいね。私も応援しているよ。」とメールをくれたぐらい。 今回は、ドイツが開催国であったから、日本の活躍も、オンタイムではなかったけど、すぐにフォローをすることができたけど、そうでなかったら、日本の活躍を知らないまますごしていたかもしれない。いろいろな報道を目にすると、恵まれない環境下でよくこれだけがんばったなーと心から感心するし、感動もした。ちゃんと応援していればよかったなーと終わった今頃思う。 そうそう、今日、久々に、仲良しの日本人の友達が遊びに来てくれた。ドイツは朝が早いから、彼女は8時半に来た。子供が学校に行っている間、8時半から友達とコーヒーを飲むなんて、ちょっと贅沢な気分。彼女は、小さな村に住んでいるのだけど、昨日突然、見知らぬ人が尋ねてきたそうだ。その人は、友達の友達のそのまた友達だったらしいのだけど、いきなり、「日本を応援したいから、国旗を持っていたら貸してほしい。」と頼まれたらしい。生憎、友達は持っていなかったのだけど、びっくりしたと言っていた。きっと、借りに来た人は、大勢で観戦する予定だったのだろう。確かに、知らない人が家に来て、日本の旗を貸してくれ、なんてびっくりするけど、ちょっとうれしい話でもある。 それから、ちょっと話がそれるのだけど、昨日、恵子が、私が持っている日本語で書かれたドイツガイドブックの巻末に乗っている「ドイツ語会話」というところを読んでいて、げらげら笑っていた。ドイツ語に、いちいち、カタカナで発音が書いてあるのだけど、それが彼女にすごく受けていた。Danke Schoen ってドイツ語でありがとうございますという意味だけど、必ず、日本語では、「ダンケ シェーン」と読み仮名が振ってある。恵子に言わせると、それは、この地方の方言みたいで、本来は、どちらかというと、ダンケ ショーン という発音に近いはずだ、とのこと。私は、今の今まで、ダンケ シェーンがおかしいと思ったことは一度もなかった。日本人ならみんな、ダンケシェーンって言ってるんじゃないかな、と思っていた。ところが、今朝、ニュースを見ていて、フランクフルトでサッカーを観戦していた日本人がインタビューされていたのだけど、彼女は、「ダンケ ショーン」とはっきり言っていた。それ以外は彼女は日本語を話していたので、もしかして、あまりドイツ語が得意ではない人だったのかもしれないが、日本人で「ショーン」と言う人もいるんだ、とちょっと目からうろこだった。今まで、ダンケ シェーンが当たり前だと思っていたので、気にしたことはなかったのだけど、これからはちょっと気にしてみようと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月19日 04時23分54秒
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